【2021.6.3】KALDI TUCANO BOURBON

Kaldi TUCANO BOURBON


感想

ブラジル産、ブルボン種ということで、あの辺の豆は苦みが強いよね……と思っていたコーヒー豆。
微粉を除去したうえで、温度を 89℃程度でいれたら、印象がガラッと変わった。

これならリピート買いしてもいい。

色。ダークブラウン。
フレグランス。弱く感じる。
アロマ。抽出したときも、あんまり主張しないよね。
フレーバー。飲んだ時に立ち上がる香が、少しわかる。「コーヒー豆!」っていう苦い感じの香ではなくて、これをフルーティーと表現するんだろうか。

酸味が立ち上り、その後で苦みがくる。
ふわっと抜けたかと思うと、口の中に広がるような、包み込むような……これがコーヒーの甘さ?
酸味なんだけど、甘い。フルーティーと表現しているのがこれなんだろうか。
よく分からないけど、好みではある。
評価
項目内容備考
苦味★★★★★★☆☆☆☆
酸味★★★☆☆☆☆☆☆☆
コク★★★★★★★☆☆☆よき
評価★★★★★★★★★☆入れ方にコツが必要で、薦めるに薦められない

豆の情報

・TUCANO BOURBON
購入場所
KALDI COFFEE FARM
川口店(アリオ川口)

抽出方法

コーノ式で、およそ4人分 (561cc) を抽出。
抽出条件
項目内容備考
粉の状態ミルミキサーによる粉砕後、微粉除去あり
機械コーノ式 (MDK40)
フィルタ専用ペーパー (KS-40)
抽出方法ハンドドリップ点滴法
水質軟水(水道水)
水温89.6℃いれる前に計測
抽出量561cc粉の浸潤分は含まない
粉の量41g計測
抽出時間--不明

【2021.6.1】BIRD FRIENDLY Blend

Kaldi BIRD FRIENDLY Blend


感想

相変わらず苦みは強いけど、目覚ましには良いかもしれないと思い始めた。

色は濃いけど、今回はすこし濃いめに入れているからだろうね。ダークブラウンって感じ。
フレグランス。袋を開けたときの香は、相変わらず弱く感じる。
アロマ。抽出したときの香もそうだね。
フレーバー。飲んだ時は、焦げっぽさがあるね。

今回は、温度を低めに、濃いめに抽出。
口に付けると、思ったより焦げを感じない。温度管理の重要さがすごく分かる。

いつもより濃いめなのに、クリアに飲めるってすごい。
でも、やっぱり後味は焦げ臭さが残るね。
これがもう少し変質すると、タバコ臭さって表現に変わるんだけど、そこまでではないのがうれしい。

この飲み方をするなら、リピートしてもいいな。
かなり気を使うけど。
評価
項目内容備考
苦味★★★★★★★☆☆☆お湯の温度には気を付けて!
酸味★★★★☆☆☆☆☆☆なくはない。主張がない。
コク★★★★★★★☆☆☆
評価★★★★★★★☆☆☆気分によってはリピート

豆の情報

・BIRD FRIENDLY Blend
購入場所
KALDI COFFEE FARM
川口店(アリオ川口)

抽出方法

コーノ式で、およそ4人分を抽出。
普段は 40g なんだけど、今回は 50g にしてみた。

粉の量 50g
粉の量 50g

最終的に 562cc で上げてみた。
これ、この量で上げるのがクセになってそう。

できあがり 562cc
できあがり 562cc

お湯の温度は 89.7℃にしてみた。
もう少し低くてもいいかも。
抽出条件
項目内容備考
粉の状態ミルミキサーによる粉砕後、微粉除去あり
機械コーノ式 (MDK40)
フィルタ専用ペーパー (KS-40)
抽出方法ハンドドリップ点滴法
水質軟水(水道水)
水温89.7℃いれる前に計測
抽出量562cc粉の浸潤分は含まない
粉の量50g計測

Brew

2021/05/29Brew

コーヒーをいれる


調べてみたところ、コーヒーを入れる方法はバリエーション豊かで不正解というものがありません。

共通するのは、コーヒー粉に液体を通し、そのエキスを抽出して、飲む。

これだけでした

手軽に飲みたいときもあるでしょう。
(こだわ)りぬいて飲みたいときもあるでしょう。

それでも、自分好みの飲み方を見つける前に、基本的な入れ方というものがありました。
そんな、ベースとなる入れ方を書きたいと思います。

ここでは種類と入れ方をさらっと予習するレベルで書きたいと思います。
深くなってくると読むのが面倒なので、別なページで書きます。

ちなみに、僕はコーヒーには「淹れる」という字を当てていません。
淹れるというのは、急須に茶葉を入れてお湯でエキスを抽出する方法だそうです。
もちろん、「淹れる」を使うなという話ではなくて、僕のスタンスの話なので、使われるぶんには文句ないので悪しからず。

抽出の基本

お湯にコーヒー粉のエキスを抽出するのがコーヒーですが、そのやり方は多種多様です。
でも、すべての方法で考慮が必要なのが、粉の粒度とお湯の温度です。

コーヒー粉の粒度は、抽出のされやすさに影響します。
細かければ抽出しやすいですが、余分な雑味も出やすくなります。
これは、お湯と接する時間でコントロールします。

お湯の温度は高いほどエキスが溶け出しやすくなるので、抽出しやすくなります。
これも、お湯と接する時間でコントロールします。

低い温度であれば、時間をかける必要があり。
高い温度であれば、時間をかけてはいけなくなり。

お湯の量が多ければコーヒーの濃度が薄くなり。
お湯の量が少なければコーヒーの濃度が濃くなり。

時間をかければ、抽出する内容も増え。
時間がなければ、抽出する内容も減る。

そういった要素と趣向が混ざり合い、本当にいろいろな抽出方法があります。

高い温度で抽出するなら、細かい粉でささっと。
比較的低い温度で抽出するなら、温度によって粗く挽いた粉でじっくり。

種類

種類といっても、普段飲むコーヒーの種類です。

買ってきて、開ければそのまま飲めるものから、抽出するには高価な器具が必要なものまで、ひととおり並べてみました。

お手軽(器具不要)

缶コーヒー・PETボトル
ぷしっと開ければそのまま飲める。
お手軽極まりないコーヒーです。

コーヒーメーカーの技術力向上があり、海外ではじわじわとファンが増えつつあるようです。
インスタントコーヒー
必要な器具はコップだけです。
インスタント粉末をカップに入れて、お湯を注げばできる。

注意すべきは(そそ)ぐお湯の量くらいという、お手軽アイテムです。
バリ式コーヒー
これも、必要なものはコップだけです。

微粉(びふん)ともいえそうな、極細挽(ごくほそびき)にしたコーヒー粉と砂糖をコップに入れ、お湯をそのまま注いでかき混ぜる。
フィルタも行わない、ものすごく荒っぽい抽出方法です。

飲むためには、粉が沈殿するまで放置しておきます。
上澄みだけを飲むことになります。

ちなみに、極細挽でないとお湯に浮いてしまって、うまく飲めません。

専用器具あり(比較的安価)

トルコ式(ターキッシュ)
柄杓のような、イブリックと呼ばれる器具を使って、極細挽のコーヒー粉を似出すタイプのコーヒーです。
バリ式ではお湯を注ぐだけでしたが、こちらでは水を入れて火にかけます。

沸騰させて、火からおろしてかき混ぜて。
これを3セット行って、コップに入れたら粉が沈殿するまで待って、上澄みを飲みます。
ベトナム式コーヒー
ベトナム式コーヒー用の抽出器具に、Phin(フィン) があります。
フィンは、金属フィルターで粉を押さえつけ、上からお湯を落とすことでコーヒーを抽出します。

練乳をカップに敷いておいて、そのカップ上にフィンを置きます。

練乳を使うのが基本レシピになるようで、MAX コーヒーのように甘いです。
フレンチプレス
フレンチプレスと呼ばれる、ビーカーにコーヒー粉とお湯を入れて、金属フィルターで粉を押さえつけて抽出する器具です。

金属フィルターは目が粗く、細かいコーヒー粉やコーヒーオイル成分も出てくるので、豆を味わいたい人が好む方法です。

100円ショップの300円のものから販売されています。
ハンドドリップ
ドリップは「滴り落ちる」ことを表す単語で、英語だと「ポア・オーバー」と表現するようです。
書き手は日本在住・日本人なので、ドリップで通じます。
ネルドリップ
ネルでできた袋に粗挽きしたコーヒー粉を入れ、お湯を注いで濾過するタイプの器具です。

手持ちだったり据え付けだったり、バリエーションがあります。

ネル自体は、乾かしてしまったらもう使えないという、取り扱いに注意が必要な袋です。
その不便な点を解消するために、ペーパードリップが開発されたそうです。

基本的には85℃~90℃程度のお湯で、点滴になるくらいまで細く、ゆっくりと抽出します。
ペーパードリップ
円錐もしくは台形状のペーパーをセットして、お湯を注いで濾過するタイプの器具です。
100円から手に入れられるので、として始めようと思ったらここから入る人が多いのではないでしょうか。

基本的には85℃~90℃程度のお湯で抽出します。
ネルドリップから続く点滴法と、段階に分けてお湯を投入する方法があります。
コーヒーメーカー
ペーパーにコーヒー粉と、タンクに水をセットしてスイッチを入れればコーヒーが出来上がる、これもお手軽アイテムですね。

僕が最初に入手したのは、このタイプでした。
どうしてハンドドリップが好きになったのやら……。

専用器具あり(比較的高価)

ダッチコーヒー
昭和30年ころに、京都のサイフォンコーヒーの老舗「はなふさ」のマスターが製作したと、ものの本に記載がありました。それがウォータードリップと呼ばれる抽出器具だそうです。
いわゆる水出しコーヒーですね。
名前の由来はともかく、発祥は日本だそうで。
海外ではキョートコーヒーと呼ばれる抽出方法だそうです。

~だそう、ばかりなのは、未確認な内容ばかりだからです(ここだけ断定)。
マキネッタ
モカエキスプレスとか、エスプレッソとか、複数の呼称があるタイプの器具。
器具下部の金属製タンクに水を入れて直接火にかけ、沸騰したお湯がコーヒー粉を通って抽出されます。

お湯を沸かして蒸気でコーヒーフィルターへお湯を送り、抽出するタイプです。
サイフォン
お湯を沸かして蒸気でコーヒーフィルターへお湯を送り、抽出するタイプの器具です。
コーヒーをメインにした喫茶店にいくと、よく置いてあるイメージがありますね。

器具下部のフラスコにお湯を入れてアルコールランプであぶり、お湯が沸騰してコーヒー粉を通って抽出されます。
エスプレッソ
エスプレッソマシンを利用したコーヒー。
極細挽の粉を、かなり高い温度で短時間の抽出を行います。

このため、専用の器具が必要になります。

【2021.5.29】TUCANO BOURBON

Kaldi TUCANO BOURBON


感想

最近、湯温を低くして焦げ臭さを低減するという技を覚えたので、それを試してみればよかったかも。

温度、高かったみたい。
まず、焦げ臭さが舌に回る。

色。ブラウンでキレイ。ペーパードリップのうえに微粉除去しているので透き通るのだけど、さすが。
フレグランス。なんだろう、慣れたからか弱く感じる。
アロマも、弱いかなって。そんなことないんだろうけど。
フレーバー。うーん。最近、逆に分からなくなってきた。

焦げ臭さが目立つ感じ。

キライではない。
でも、好んで飲むかというと微妙なところ。
評価
項目内容備考
苦味★★★★★★★☆☆☆
酸味★★★☆☆☆☆☆☆☆
コク★★★★★★☆☆☆☆
評価★★★★★★☆☆☆☆

豆の情報

・TUCANO BOURBON
購入場所
近所のスーパー
(Belc 川口差間店)

抽出方法

コーノ式で、およそ4人分 (562cc) を抽出。

抽出量 562cc
抽出量 562cc

46g の豆を粉砕。

コーヒー豆 46g
コーヒー豆 46g

微粉除去したら 37.5g に。

powder37.jpg
コーヒー粉 37g

さすがに少ないかなぁと思ったので 10g の豆を足す。

コーヒー豆 10g 追加
コーヒー豆 10g 追加

粉砕→微粉除去→合計 44.0g に。

コーヒー粉 44g
コーヒー粉 44g

つまり 56g の豆は、微粉除去を経ることで 44.0g なので 12g も減る……。
53g なら 41g 程度だろうか。


とりあえず、お湯は 94℃ で。

湯温 94℃
湯温 94℃

抽出条件
項目内容備考
粉の状態細~中ミルミキサーによる粉砕後、微粉除去あり
機械コーノ式 (MDK40)
フィルタ専用ペーパー (KS-40)
抽出方法ハンドドリップ点滴法
水質軟水(水道水)
水温94℃いれる前に計測
抽出量562cc粉の浸潤分は含まない
粉の量44g計測

【2021.5.27】BIRD FRIENDLY Blend

Kaldi BIRD FRIENDLY® Blend


感想

一口目。やっぱりコゲくさい。

色。そんなに深く炒っている様には見えないのだけれど。Kaldi の情報でも、浅煎りの部類。なんだろうね。豆の生産地的に、苦味が強いんだろうか。
フレグランス。コーヒーとしては、甘く感じた。これがコーヒーの甘さ?
アロマ。弱いね。
フレーバー。さわやかさを感じた。

一口飲んで、苦味が強いと思った。
味は薄かったけれど、木炭を連想したといえば通じるかな。
舌にのせて味わうと、酸味も感じ取れる。
評価
項目内容備考
苦味★★★★★★★★☆☆一口目は、鋭さも感じる苦味。でも、後にはひかない。
酸味★★☆☆☆☆☆☆☆☆ほとんど感じない
コク★★★★★☆☆☆☆☆
評価★★★★★★☆☆☆☆

豆の情報

・BIRD FRIENDLY Blend
購入場所
KALDI COFFEE FARM
川口店(アリオ川口)

抽出方法

コーノ式で、およそ4人分 (560cc) を抽出。
抽出条件
項目内容備考
粉の状態細~中挽きプロペラ式ミルによる粉砕
機械コーノ式 (MDK40)
フィルタ専用ペーパー (KS-40)
抽出方法ハンドドリップ点滴法
水質軟水(水道水)
水温94℃いれる前に計測
抽出量560cc粉の浸潤分は含まない
粉の量40g計測