setbaud

【Tera Term マクロ言語】コマンドリファレンス

setbaud 機能

[通信コマンド]

シリアルポートのスピードを変更します。

コマンドライン

setbaud <value>

機能説明

バージョン 4.58 ~ 4.65 まで
スピードに対応するIDを指定します。
IDspeed(bps)
1110
2300
3600
41200
52400
64800
79600
814400
919200
1038400
1157600
12115200
13230400
14460800
15921600
バージョン 4.66 以降
スピード指定の方法が、ID から整数での指定へ仕様されています。

パラメータの説明

指定するパラメータは以下の通りです。
パラメータバージョンパラメータ説明
<value>整数4.58 ~ 4.65スピードに対応する ID を指定します。
<value>整数4.66 以降直接スピードを指定します。

対象バージョン

バージョン 4.58 以降で利用可能です。
バージョン 4.66 より変更された機能があります。

戻り値

戻り値はありません。

関連コマンド

setspeed

使用方法

使用例

バージョン 4.58 ~ 4.65 まで
・シリアルポートのスピードを 115200 bps で指定する場合
setbaud 12
バージョン 4.66 以降
・シリアルポートのスピードを 115200 bps で指定する場合
setbaud 115200

サンプル

サンプルマクロはありません。

備考

シリアルポートのスピードとは、おそらくボーレートのことを指すものと思われます。
ボーレートとは、デジタルデータを1秒間に何回だけ変復調できるかを示す値のことであり、bit のことではない(正確には1回の復調で 2 bit をやりとりしたりすることもあるので、ボーレート ≠ bit)のですが、メーカーのシリアルポートスピードは、ほとんど bps (bit per second) 表記のため、当サイトではボーレートを bps で表記しています。