inputbox

【Tera Term マクロ言語】コマンドリファレンス

inputbox 機能

[その他のコマンド]

文字列を入力するためのダイアログボックスを開きます。

コマンドライン

inputbox <message> <title> [<default> [<special>]]

機能説明

文字列を入力するためのダイアログボックスを開きます。
各パラメータの意味は以下の通りです。
<message>
ダイアログボックスに表示されるメッセージを指定します。
<title>
ダイアログボックスのタイトルを指定します。
[<default>]
バージョン 4.53 以降で利用可能です。
(オプション デフォルト=""(空文字列))

エディットコントロールのデフォルト文字列を指定します。
指定すると、ダイアログボックス出力時に対象の文字列が入力された状態となります。
[<special>]
バージョン 4.54 以降で利用可能です。
(オプション デフォルト=0)
このオプションの使用は推奨されません。

0 でない場合は、<message> に含まれる以下の文字列が特殊文字として扱われます。
入力出力
\\"\"
\n改行
\tタブ
strspecial マクロコマンドを使用して文字列を変換することで同等の結果を得られます。

<special> の値は <default> には影響を与えません。

パラメータの説明

指定するパラメータは以下の通りです。
パラメータパラメータ説明
<message>文字列ダイアログボックスに表示するメッセージを指定します。
<title>文字列ダイアログボックスのタイトルを指定します。
<default>文字列でフォルトの文字列を指定します。
<special>整数メッセージ中の特殊文字を変換するか指定します。

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ifdefined

【Tera Term マクロ言語】コマンドリファレンス

ifdefined 機能

[その他のコマンド]

型を調べます。

コマンドライン

ifdefined <var>

機能説明

<var> の型を表す値をシステム変数 <result> に格納します。

パラメータの説明

指定するパラメータは以下の通りです。
パラメータパラメータ説明
<var>文字列変数名を指定します。
整数
ラベル
整数配列
文字列配列

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getver

【Tera Term マクロ言語】コマンドリファレンス

getver 機能

[その他のコマンド]

Tera Termのバージョンを取得します。

コマンドライン

getver <strvar> [<version>]

機能説明

Tera Term のバージョンを <strvar> に格納します。
<strvar>
Tera Term のバージョン情報を格納する変数を指定します。
<version>
<version> が指定された場合、<version> と実行中の Tera Term のバージョンを比較し、結果をシステム変数 <result> に格納します。
<version> が指定されなかった場合は、変数 <result> の値は変更されません。

パラメータの説明

指定するパラメータは以下の通りです。
パラメータパラメータ説明
<strvar>文字列Tera Term のバージョン情報を格納する変数を指定します。
<version>文字列実行中の Tera Term のバージョンと比較するバージョン情報を指定します。

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getttdir

【Tera Term マクロ言語】コマンドリファレンス

getttdir 機能

[その他のコマンド]

ttpmacro.exe があるディレクトリを得ます。

コマンドライン

getttdir <strvar>

機能説明

ttpmacro.exe があるディレクトリを文字列変数 <strvar> に格納します。

パラメータの説明

指定するパラメータは以下の通りです。
パラメータパラメータ説明
<strvar>文字列ディレクトリ情報を格納する変数を指定します。

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gettime

【Tera Term マクロ言語】コマンドリファレンス

gettime 機能

[その他のコマンド]

現在の時刻を得ます。

コマンドライン

gettime <strvar> [<format> [<timezone>]]

機能説明

現在の時刻を文字列変数 <strvar><format> に従った形式で格納します。
<strvar>
書式は strftime と同じ物が使えます。

format が省略された場合、格納される形式は "HH:MM:SS" となります。
(<format> に %H:%M:%S を指定したのと同じです)
<format>
バージョン 4.57 以降で利用可能です。

format が指定された gettime は、同じ format が指定された getdate と動作が等しくなります。

format が指定された場合、このコマンドの実行結果はシステム変数 <result> に格納されます。
バージョン 4.58 以降、format が指定されなかった場合は、変数 <result> の値は変更されません。これはバージョン4.56以前との互換性のための仕様変更です。
<timezone>
バージョン 4.74 以降で利用可能です。
バージョン 4.80 以降は、マクロ実行前後でタイムゾーンを復元するようになりました

<timezone> にタイムゾーンを表す文字列を指定すると、タイムゾーンを加味した日付計算が行われます。
<timezone> を指定しない場合はローカルタイムとなります。

パラメータの説明

指定するパラメータは以下の通りです。
パラメータパラメータ説明
<strvar>文字列時刻情報を格納する変数を指定します。
<format>文字列時刻情報のフォーマット (形式) を指定します。
<timezone>文字列タイムゾーンを指定します。

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