setpassword

【Tera Term マクロ言語】コマンドリファレンス

setpassword 機能

[パスワードコマンド]

パスワードを追加もしくは更新します。

コマンドライン

setpassword <file name> <password name> <strvar>

機能説明

パスワードファイル <file name> のパスワード識別子 <password name> で指定されるパスワードを、入力された <strvar> に更新します。

パスワードファイルへの書き込みに失敗した場合、システム変数 <result> に 0 が格納されます。
それ以外の場合、<result> に 1 が格納されます。
<file name>
パスワードファイルを指定します。
文字列変数 <strvar> に指定されたパスワードが暗号化されて保存されます。

もし指定されたファイルが存在しなければ、新しくファイルを作成します。
<password name>
パスワードファイル内のパスワード識別子を指定します。

一つのパスワードファイルに複数のパスワードを保存することができます。
<strvar>
パスワード識別子を指定します。
各パスワードはパスワード識別子によって識別されます。

パラメータの説明

指定するパラメータは以下の通りです。
パラメータパラメータ説明
<file name>文字列パスワードファイルを指定します。
<password name>文字列パスワード識別子を指定します。
<strvar>文字列パスワードを格納する変数を指定します。

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passwordbox

【Tera Term マクロ言語】コマンドリファレンス

passwordbox 機能

[パスワードコマンド]

パスワードを入力するためのダイアログボックスを開きます。

コマンドライン

passwordbox <message> <title> [<special>]

機能説明

パスワードを入力するためのダイアログボックスを開きます。
入力されるパスワードは **** のように表示されます。

getpasswd と違い、入力されたパスワードはファイルへ保存されません。
<message>
ダイアログボックスに表示されるメッセージを指定します。
<title>
ダイアログボックスのタイトルを指定します。
[<special>]
バージョン 4.54 以降で利用可能です。
(オプション デフォルト=0)
このオプションの使用は推奨されません。

0 でない場合は、 に含まれる以下の文字列は特殊文字として扱われます。
入力出力
\\"\"
\n改行
\tタブ
strspecial マクロコマンドを使用して文字列を変換することで同等の結果を得られます。

パラメータの説明

指定するパラメータは以下の通りです。
パラメータパラメータ説明
<message>文字列ダイアログボックスのメッセージを指定します。
<title>文字列ダイアログボックスのタイトルを指定します。
<special>整数メッセージ中の特殊文字を変換するか指定します。

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ispassword

【Tera Term マクロ言語】コマンドリファレンス

ispassword 機能

[パスワードコマンド]

パスワードが設定されているかを判別します。

コマンドライン

ispassword <file name> <password name>

機能説明

パスワードファイル <file name> から <password name> で指定されるパスワードが存在するかを調べます。

パスワードファイルに <password name> に対応するパスワードが設定されているならば、システム変数 <result> に 1 が格納されます。
それ以外の場合、<result> に 0 が格納されます。
<file name>
パスワードファイルを指定します。
<password name>
パスワードファイル内のパスワード識別子を指定します。

パラメータの説明

指定するパラメータは以下の通りです。
パラメータパラメータ説明
<file name>文字列パスワードファイルを指定します。
<password name>文字列パスワード識別子を指定します。

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getpassword

【Tera Term マクロ言語】コマンドリファレンス

getpassword 機能

[パスワードコマンド]

パスワードを読み出します。

コマンドライン

getpassword <file name> <password name> <strvar>

機能説明

パスワードファイル <file name> から <password name> で指定されるパスワードを読みだします。
そのパスワードは暗号化されているので、それを解読してから文字列変数 <strvar> に保存します。

(バージョン 4.71 以降)
パスワードファイルへの書き込みに失敗した場合、システム変数 result に 0 が格納されます。それ以外の場合、result に 1 が格納されます。

【備考】
出力されたパスワード入力ダイアログボックスを Esc キーでキャンセルすると、パスワード入力したとみなされて詳細不明な文字列が保存されてしまう*1ことがあります。
<file name>
パスワードファイルを指定します。

もし指定されたファイルが存在しなければ、新しくファイルを作成します。
<password name>
パスワードファイル内のパスワード識別子を指定します。

一つのパスワードファイルに複数のパスワードを保存することができます。
各パスワードはパスワード識別子によって識別されます。
<strvar>
もし指定されたパスワード識別子がファイルの中になければ、パスワードダイアログボックスが現れ、入力されたパスワードは文字列変数 <strvar> に保存されます。
同時に、その新しいパスワードは暗号化されパスワード識別子 <password name> と共にファイルに書き込まれます。

パラメータの説明

指定するパラメータは以下の通りです。
パラメータパラメータ説明
<file name>文字列パスワードファイルを指定します。
<password name>文字列パスワード識別子を指定します。
<strvar>文字列パスワードを格納する変数を指定します。

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delpassword

【Tera Term マクロ言語】コマンドリファレンス

delpassword 機能

[パスワードコマンド]

パスワードを削除します。

コマンドライン

delpassword <file name> <password name>

機能説明

パスワードファイル <file name> の中にある <password name> で指定されたパスワードを削除します。
もし <password name> が空の文字列ならば、パスワードファイルの中にあるすべてのパスワードが削除されます。

パラメータの説明

指定するパラメータは以下の通りです。
パラメータパラメータ説明
<file name>文字列パスワードファイルを指定します。
<password name>文字列パスワード名を指定します。

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