do,loop

【Tera Term マクロ言語】コマンドリファレンス

do,loop 機能

[制御コマンド]

繰り返します。

コマンドライン

do [ { while | until } <expression> (option)]

  ...

  ...

loop [ { while | until } <expression> (option)]

機能説明

'do' と 'loop' の間のコマンドを、条件式に従って繰り返します。
条件式を指定する場合は、'do' または 'loop' のどちらかに記述してください。
do while <expression>
do while の場合、条件式 <expression> の結果が 0 以外である限り、繰り返します。
条件によっては一度もループが実行されない場合があります。
do until <expression>
do until の場合、条件式 の結果が 0 である限り、繰り返します。
条件によっては一度もループが実行されない場合があります。
loop while <expression>
loop while の場合、最低1度はループが実行されて loop 行で条件式を評価します。
条件式 <expression> の結果が 0 以外である限り do から繰り返します。
loop until <expression>
loop until の場合、最低1度はループが実行されて loop 行で条件式を評価します。
条件式 <expression> の結果が 0 である限り do から繰り返します。
etc.
どちらにも条件を指定しなかった場合は、無限ループとなります。
この場合 break を利用してループを終了できます。

パラメータの説明

指定するパラメータは以下の通りです。
パラメータパラメータ説明
while条件式の結果が 0 以外でループさせたい場合に指定します。
until条件式の結果が 0 でループさせたい場合に指定します。
<expression>ループの条件式を指定します。

対象バージョン

バージョン 4.56 以降で利用可能です。

戻り値

戻り値はありません。

関連コマンド

種別:制御Ver機能の簡易説明
01114.53以降ループから抜ける。
01134.77以降ループの次の反復処理に移る。
0118繰り返す。
01254.56以降繰り返す。
0126繰り返す。

使用方法

使用例

・10回繰り返す場合
; 10回繰り返す。
i = 10
do while i > 0
    i = i - 1
loop
・クリップボードの内容を送信する場合
; クリップボードの内容を送信する。
offset = 0
do
    clipb2var buff offset
    if buff > 0 send buff
    offset = offset + 1
loop while result = 2

サンプル

サンプルマクロはありません。

備考

特にありません。