getmodemstatus

はてブ数 2021/05/15 04:52 Macro::TTL コマンドリファレンス
【Tera Term マクロ言語】コマンドリファレンス

getmodemstatus 機能

[通信コマンド]

モデムの制御レジスタ値を取得します。

コマンドライン

getmodemstatus <intvar>

機能説明

シリアルポートからモデム制御レジスタの値を読み出します。

<intvar> 変数は、下記の定数の組み合わせとなります。
<intvar>設定内容
1CTS（ 送信可）信号がオンです。
2DSR（ データセットレディ）信号がオンです。
4呼び出し信号がオンです。
8RLSD（ 受信線信号検出）信号がオンです。

パラメータの説明

指定するパラメータは以下の通りです。
パラメータ型パラメータ説明
<intvar>整数変数名を指定します。

対象バージョン

バージョン 4.86 以降で利用可能です。

戻り値

戻り値として以下の変数が定義されます。
変数名値意味
result0読み出しに成功した
1読み出しに失敗した
<intvar>0～15下表参照
<intvar> は、コマンド実行時に指定した任意の文字列です。


<intvar> の数値の意味は、以下の通りです。
NoCTSDSR呼び出し信号RLSD
0――――
1〇―――
2―〇――
3〇〇――
4――〇―
5〇―〇―
6―〇〇―
7〇〇〇―
8―――〇
9〇――〇
10―〇―〇
11〇〇―〇
12――〇〇
13〇―〇〇
14―〇〇〇
15〇〇〇〇
※ 〇 が ON で、― が OFF を意味しています。

関連コマンド

種別：通信Ver機能の簡易説明
0874.59以降Tera Term で DTR の状態を変更する。
0914.59以降Tera Term で RTS の状態を変更する。
0924.99以降シリアルポートのスピードを変更する。

使用方法

使用例

testlink
if result=0 then
  connect '/C=1'
  pause 3
endif

getmodemstatus val

if result=0 then
  sprintf2 str "val = %d(%x)" val val
  messagebox str "Result value"
  if val & 2 > 0 then
    ; DSR信号がオン時の処理
    messagebox "DSR on" "Message"
  endif
else
  messagebox "failed" "ERROR"
endif

サンプル

サンプルマクロはありません。

備考

特にありません。