findfirst
2021/05/16 11:42
findfirst 機能
[ファイル操作コマンド]文字列に合致する最初のファイルを探します。
コマンドライン
findfirst <dir handle> <file name> <strvar>
機能説明
findfirst コマンドはファイル名 <file name> に合致する最初のファイルを探します。ファイルが見つかった場合、ディレクトリハンドルが <dir handle> に、最初のファイル名が <strvar> に格納され、システム変数 <result> に 1 が格納されます。
<dir handle>
ファイルが見つかった場合、そのファイルパスのディレクトリが、ディレクトリハンドル <dir handle> 格納されます。<file name>
探したいファイル名を指定します。<strvar>
ファイルが見つかった場合、最初のファイル名が <strvar> に格納されます。findfirst コマンドが最初のファイルを見つけた場合、ディレクトリハンドルを指定して findnext コマンドを使用し、 <file name> に合致する次のファイルを探すことができます。
ディレクトリハンドルは findclose コマンドによって解放されなければなりません。
パラメータの説明
指定するパラメータは以下の通りです。パラメータ | 型 | パラメータ説明 |
---|---|---|
<dir handle> | 整数 | ディレクトリハンドルを指定します。 |
<file name> | 文字列 | 対象とするファイル名を指定します。 |
<strvar> | 文字列 | 最初に見つけたファイル名を格納する変数を指定します。 |
対象バージョン
全てのバージョンで利用可能です。戻り値
戻り値として以下の変数が定義されます。変数名 | 値 | 意味 |
---|---|---|
result | 0 | ファイルが見つけられなかった |
1 | ファイルが見つかった | |
<strvar> | 文字列 | 見つけたファイル名 |
関連コマンド
種別:ファイル操作 | Ver | 機能の簡易説明 |
---|---|---|
0176 | 文字列に合致する次のファイルを探す。 | |
0177 | ディレクトリハンドルを解放する。 |
使用方法
使用例
・ファイル名を検索する場合extpat='*.txt' findfirst dh extpat filename while result messagebox filename extpat findnext dh filename endwhile findclose dh