filelock
2021/05/22 03:58
filelock 機能
[ファイル操作コマンド]開いているファイルをロックします。
コマンドライン
filelock <file handle> [<timeout>]
機能説明
すでに開いているファイルハンドル <file handle> を指定すると、ファイル全体をロックします。ロック中、他のプロセスからの当該ファイルへのアクセスはエラーとなります。
[<timeout>]
引数 <timeout> については下記のとおりです。<timeout> | 説明 |
---|---|
省略 | ファイルがすでにロックされていたら、解除されるまで無限に待ちます。 |
0 | ファイルがすでにロックされていたら、即座にエラーを返します。 |
1 以上 | ファイルがすでにロックされていたら、解除されるまで指定した秒数を待ちます。 タイムアウトしたらエラーを返します。 |
パラメータの説明
指定するパラメータは以下の通りです。パラメータ | 型 | パラメータ説明 |
---|---|---|
<file handle> | 整数 | 開いているファイルのファイルハンドル名を指定します。 |
<timeout> | 整数 | 待機する秒数を指定します。 |
対象バージョン
バージョン 4.74 以降で利用可能です。戻り値
戻り値として以下の変数が定義されます。変数名 | 値 | 意味 |
---|---|---|
result | 0 | ロックに成功した |
1 | ロックに失敗した |
関連コマンド
種別:ファイル操作 | Ver | 機能の簡易説明 |
---|---|---|
fileunlock | 4.74以降 | 開いているファイルのロックを解除する。 |
使用方法
使用例
・ファイルをロックする場合fileopen fhandle 'test.txt' 0 filelock fhandle if result!=0 then messagebox 'error' 'hoge' endif filewrite fhandle 'sample' pause 60 fileunlock fhandle if result!=0 then messagebox 'error' 'hoge' endif fileclose fhandle