include
2021/05/15 19:49
include 機能
[制御コマンド]インクルードファイルに移ります。
コマンドライン
include <include file name>
機能説明
引数に指定したマクロファイルを読み込み、マクロ実行を行います。実行終了後、includeコマンドの次の行から処理が再開されます。
include のネスト (include したファイルの中で、さらに include) は 9 までです。
include 先へオプション(引数)やパラメータを渡すことはできません。
また、戻り値をうけとることもできません。
変数を利用して文字列や整数を受け渡す必要があります。
パラメータの説明
指定するパラメータは以下の通りです。パラメータ | 型 | パラメータ説明 |
---|---|---|
<include file name> | 文字列 | include したいファイルを指定します。 |
対象バージョン
全てのバージョンで利用可能です。戻り値
戻り値はありません。関連コマンド
exit使用方法
使用例
・メインファイルから、インクルードファイルへ処理を移す場合メインファイル
i=10 :loop ; インクルードファイルへ移る。 include 'sub.ttl' if i>=0 goto loop endインクルードファイル 'sub.ttl'
if i<0 then messagebox 'error!' 'sub' ; メインファイルへ戻る。 exit endif i = i - 1 ; メインファイルへ戻る。※ 上記指定方法の場合、メインファイルとインクルードファイルは、同じディレクトリに存在する必要があります。
サンプル
サンプルマクロはありません。備考
通常、マクロファイルは、一括してメモリ上に読み込まれてから翻訳実行されます。ただし、include した場合は、当該コマンドが実行される度に、指定されたマクロファイルを読み込みます。
ネットワーク上にあるマクロファイルを直接実行する際、ネットワークが切断されると、マクロコマンド include がエラーになります。
また、include したファイルにサブルーチンを記述することはできません。
(処理を移動できないことからエラーとなり、call することができません)