dispstr
2021/05/15 04:49
dispstr 機能
[通信コマンド]文字を端末画面に出力する。
コマンドライン
dispstr <data1> [<data2>....]
機能説明
<data> が文字列型の場合、文字列をそのまま端末画面に表示します。<data> が整数型の場合は、その値の下位バイト(0-255)を ASCII コードとして扱い、対応する文字を端末画面に表示します。
パラメータの説明
指定するパラメータは以下の通りです。パラメータ | 型 | パラメータ説明 |
---|---|---|
<data> | 文字列 | 出力したい文字列を指定します。 |
整数 |
対象バージョン
バージョン 4.67 以降で利用可能です。戻り値
戻り値はありません。関連コマンド
関連コマンドはありません。使用方法
使用例
・画面に "ABC" を表示する場合dispstr 'ABC' ; "ABC" を表示する。("A" の ASCII コードは65) dispstr 65 66 67 myname='Tera Term' dispstr 'My name is ' myname '.' ; 端末画面の表示内容をクリアする dispstr #$1B"[2J" ; 端末画面の10行20桁目に Message と表示する dispstr #$1B"[10;20HMessage" ; 端末画面を 100,200 に移動する dispstr #$1B"[3;100;200t"・terminal サイズを 80x24 に変更する場合
; Change terminal size to 80x24 dispstr #$1b"[8;24;80t" ; demo for y 24 30 x = 80 while x < 100 sprintf #$1b"[8;%d;%dt" y x dispstr inputstr x = x + 5 pause 1 endwhile next・接続状態を表示する場合
connect '/C=1' if result == 1 then dispstr 'Error opening COM1' ; 接続状態でないため、このコマンドは失敗する。 elseif result == 2 then dispstr 'Successfully opened COM1' endif end
サンプル
サンプルマクロはありません。備考
TeraTerm 画面上に、TeraTerm が出力するため、当該コマンドの出力内容はホスト側から認識できません。そのため、当該コマンドを使用すると、端末画面の表示状態がホスト側とずれてしまい、端末画面の表示が崩れる可能性があります。Tera Termは接続状態でないと、マクロコマンドは実行されません。