getfileattr

【Tera Term マクロ言語】コマンドリファレンス

getfileattr 機能

[ファイル操作コマンド]

ファイルまたはディレクトリの属性を得ます。

コマンドライン

getfileattr <file name>

機能説明

ファイルまたはディレクトリの属性 (attribute) を得ます。

属性は以下整数の組み合わせで表されます。
<result>意味
$1読み取り専用
$2隠しファイルまたは隠しディレクトリ
$4オペレーティングシステムの一部、またはオペレーティングシステム専用
$10ディレクトリ
$20アーカイブ
$80特に属性はない
$100一時ファイル
$200スパースファイル
$400再解析ポイントが関連付けられているか、シンボリックリンク
$800圧縮されている
$1000オフラインの記憶装置へ物理的に移動された(Windows 2000 以降)
$2000「インデックスサービス」の対象になっていない(Windows 2000 以降)
$4000暗号化されている
<file name>
対象を指定します。

パラメータの説明

指定するパラメータは以下の通りです。
パラメータパラメータ説明
<file name>文字列ファイル名もしくはディレクトリ名を指定します。

対象バージョン

バージョン 4.69 以降で利用可能です。
バージョン 4.102 より他のコマンドと同様にカレントフォルダが基準となりました。

戻り値

戻り値として以下の変数が定義されます。
変数名意味
result-1属性の取得に失敗した
整数値属性の取得に成功した

関連コマンド

種別:ファイル操作Ver機能の簡易説明
setfileattr4.69以降ファイルまたはディレクトリの属性を変更する。

使用方法

使用例

・ファイルが読み取り専用かどうかを判定する場合
file = 'c:\test.txt'
getfileattr file
if result <> -1 then
	if result & $1 > 0 then
		messagebox 'This file has readonly attribute.' file
	endif
endif
・対象がファイルかディレクトリかを判定する場合
name = "C:\test"

getfileattr name

if result < 0 then
	messagebox "Not found" name
elseif result & $10 then
	messagebox "Directory" name
else
	messagebox "File" name
endif

サンプル

サンプルマクロはありません。

備考

MSDN ライブラリ

GetFileAttributes
File Attribute Constants