getfileattr
2024/09/01 15:57
getfileattr 機能
[ファイル操作コマンド]ファイルまたはディレクトリの属性を得ます。
コマンドライン
getfileattr <file name>
機能説明
ファイルまたはディレクトリの属性 (attribute) を得ます。属性は以下整数の組み合わせで表されます。
<result> | 意味 |
---|---|
$1 | 読み取り専用 |
$2 | 隠しファイルまたは隠しディレクトリ |
$4 | オペレーティングシステムの一部、またはオペレーティングシステム専用 |
$10 | ディレクトリ |
$20 | アーカイブ |
$80 | 特に属性はない |
$100 | 一時ファイル |
$200 | スパースファイル |
$400 | 再解析ポイントが関連付けられているか、シンボリックリンク |
$800 | 圧縮されている |
$1000 | オフラインの記憶装置へ物理的に移動された(Windows 2000 以降) |
$2000 | 「インデックスサービス」の対象になっていない(Windows 2000 以降) |
$4000 | 暗号化されている |
<file name>
対象を指定します。パラメータの説明
指定するパラメータは以下の通りです。パラメータ | 型 | パラメータ説明 |
---|---|---|
<file name> | 文字列 | ファイル名もしくはディレクトリ名を指定します。 |
対象バージョン
バージョン 4.69 以降で利用可能です。バージョン 4.102 より他のコマンドと同様にカレントフォルダが基準となりました。
戻り値
戻り値として以下の変数が定義されます。変数名 | 値 | 意味 |
---|---|---|
result | -1 | 属性の取得に失敗した |
整数値 | 属性の取得に成功した |
関連コマンド
種別:ファイル操作 | Ver | 機能の簡易説明 |
---|---|---|
setfileattr | 4.69以降 | ファイルまたはディレクトリの属性を変更する。 |
使用方法
使用例
・ファイルが読み取り専用かどうかを判定する場合file = 'c:\test.txt' getfileattr file if result <> -1 then if result & $1 > 0 then messagebox 'This file has readonly attribute.' file endif endif・対象がファイルかディレクトリかを判定する場合
name = "C:\test" getfileattr name if result < 0 then messagebox "Not found" name elseif result & $10 then messagebox "Directory" name else messagebox "File" name endif
サンプル
サンプルマクロはありません。備考
MSDN ライブラリ
GetFileAttributesFile Attribute Constants