ログの手動取得
2021/05/21 04:12
ログの手動取得
Tera Term でアクセス先サーバにログインしてコマンドで操作した情報は、ログとして取得することが可能です。インストールのデフォルト(初期状態)では、何も保存しません。
Tera Term の画面 (バッファ) から消えてしまうと取得することができなくなってしまうため、ログイン前後でログを取得することをお勧めします。
以下の手順では、手動でログを取得します。
取得手順
Tera Term を起動した状態で、メニューから「ファイル(F)」→「ログ(L)」と選択します。任意のフォルダを選択し、ファイル名に任意の名前を入力します。
オプションの設定内容は、次の通りです。
それぞれ、チェック項目の
タイムスタンプの取得方法は、以下の選択肢があります。
選択肢 | 機能 |
---|---|
ローカルタイム | 端末の現在時刻を、ロケーションに応じて利用します。日本なら JST です。 |
UTC | 端末の現在時刻を UTC に変換して利用します。 |
経過時間(Logging) | ログ取得開始時点からの経過時間を利用します。 |
経過時間(Connection) | 接続開始時点からの経過時間を利用します。 |
「保存」ボタンをクリックすると、ログの取得が開始されます。
strftime フォーマット
ログ名に指定可能な strftime フォーマットは、以下の通りです。例えば、[アクセスしたホスト名]-[YYYY][MM][DD].log の形式にしたい場合は、&h-%Y%m%d.log と記入します。
書式 | 意味 |
---|---|
&h | ホスト名。未接続の場合は空。 |
&p | TCP ポート番号。未接続の場合は空。TCP 接続でないときも空。 |
&u | ログオン中のユーザ名。 |
%a | 曜日の省略形。 |
%A | 曜日の正式名。 |
%b | 月の省略形。 |
%B | 月の正式名。 |
%c | ロケールに対応する日付と時刻の表現。 |
%d | 10 進数で表す月の日付 (01 ~ 31)。 |
%H | 24 時間表記の時間 (00 ~ 23)。 |
%I | 12 時間表記の時間 (01 ~ 12)。 |
%j | 10 進数で表す年初からの日数 (001 ~ 366)。 |
%m | 10 進数で表す月 (01 ~ 12)。 |
%M | 10 進数で表す分 (00 ~ 59)。 |
%p | 現在のロケールの午前/午後。 |
%S | 10 進数で表す秒 (00 ~ 59)。 |
%U | 10 進数で表す週の通し番号。日曜日を週の最初の日とする (00 ~ 53)。 |
%w | 10 進数で表す曜日 (0 ~ 6、日曜日が 0)。 |
%W | 10 進数で表す週の通し番号。月曜日を週の最初の日とする (00 ~ 53)。 |
%x | 現在のロケールの日付表現。 |
%X | 現在のロケールの時刻表現。 |
%y | 10 進数で表す西暦の下 2 桁 (00 ~ 99)。 |
%Y | 10 進数で表す 4 桁の西暦。 |
%z, %Z | レジストリの設定に応じて、タイム ゾーンの名前または省略形を指定します。 タイム ゾーンが不明な場合は指定しません。 |
%% | パーセント記号。 |