strftime フォーマット

strftime フォーマット

strftime は、%Y を西暦4桁として表すといった、指定の文字列で日付や時刻を表します。

ログ名に指定可能な時刻の書式 strftime フォーマットは、以下の通りです。

例えば、取得するログの名前を [アクセスしたホスト名]-[YYYY][MM][DD].log という形式にしたい場合は、&h-%Y%m%d.log と入力します。

strftime フォーマットの書式
書式意味
&hホスト名。未接続の場合は空。
&pTCP ポート番号。未接続の場合は空。TCP 接続でないときも空。
&uログオン中のユーザ名。
%a曜日の省略形。
%A曜日の正式名。
%b月の省略形。
%B月の正式名。
%cロケールに対応する日付と時刻の表現。
%d10 進数で表す月の日付 (01 ~ 31)。
%H24 時間表記の時間 (00 ~ 23)。
%I12 時間表記の時間 (01 ~ 12)。
%j10 進数で表す年初からの日数 (001 ~ 366)。
%m10 進数で表す月 (01 ~ 12)。
%M10 進数で表す分 (00 ~ 59)。
%p現在のロケールの午前/午後。
%S10 進数で表す秒 (00 ~ 59)。
%U10 進数で表す週の通し番号。日曜日を週の最初の日とする (00 ~ 53)。
%w10 進数で表す曜日 (0 ~ 6、日曜日が 0)。
%W10 進数で表す週の通し番号。月曜日を週の最初の日とする (00 ~ 53)。
%x現在のロケールの日付表現。
%X現在のロケールの時刻表現。
%y10 進数で表す西暦の下 2 桁 (00 ~ 99)。
%Y10 進数で表す 4 桁の西暦。
%z, %Zレジストリの設定に応じて、タイム ゾーンの名前または省略形を指定します。
タイム ゾーンが不明な場合は指定しません。
%%パーセント記号。

関連記事

strftime は、以下の記事でも扱っています。

設定記事

コマンド

備考

strftime (MSDNライブラリ)

Tera Term ヘルプ

2021/10/02 18:06 Tera Term::使い方

Tera Term ヘルプ

Tera Term に付属しているヘルプファイルのことです。
通常は Tera Term ヘルプを参照すると、かなりの確率で解決します。

でも、なぜか参照されることの少ない、不遇なファイルです。

メニューの「ヘルプ(H)」から「目次(I)」を選択することで参照可能です。

言語の種類

Tera Term ヘルプは現在、英語と日本語の 2 種類が用意されています。

ヘルプファイルの開き方

日本語でインストールした際、英語版ヘルプを見たいときの方法は 2 種類あります。
ヘルプファイルを直接開く
Tera Term をインストールしたフォルダに「teraterm.chm」「teratermj.chm」があります。

「teraterm.chm」が英語版です。
「teratermj.chm」が、日本語翻訳版の位置付けになっています。

現在のオープンソース版 Tera Term 以前の Tera Term Pro 2.3 は、英語版しかなかった時代があります。
環境を英語版に設定する
メニューの「設定」から「全般(G)...」を開きます。

日本語環境設定


ここで「言語UI(U)」を Default.lng に変更します。
(環境変更において「言語(L)」は、変更してもしなくても差し支えありません)

英語環境設定


「OK」をクリックすると、インターフェースが英語版に切り替わります。

メニューから「Help」→「Index」を参照すると、英語版ヘルプファイルが開きます。

pageant ログイン

以下は Teraterm と pageant を組み合わせて利用する方式を説明しています。


本手順について

ssh は、生成した秘密鍵・公開鍵のセットのうち、公開鍵をログイン対象に登録した後、秘密鍵を利用して対象にアクセスする方式です。
Pageant は、秘密鍵の扱いを楽にしてくれるプログラムです。

概要としては、次の図のとおりです。

ssh の公開鍵登録と pageant 管理
ssh の公開鍵登録と pageant 管理

ええ、かなり分かりにくいですね。
ここでは主に、Putty で鍵のセットを生成するところから、Linux にどう登録し、どうアクセスするのか、というところまでを記載しています。

オレンジ系統は、端末で動いている Pageant が秘密鍵/公開鍵を管理していることを表しています。
公開鍵は、Teraterm でログインしたいサーバに置くファイルです。事前に置いておきましょう。

Teraterm が Pageant を利用する場合、Teraterm 起動時に次の指定を行います。
  1. 公開鍵を置いたサーバを指定すること。
  2. Pageant を利用すること
すると、Pageant は該当の秘密鍵を渡すので、毎回パスワード入力や秘密鍵の指定を行う必要なく、アクセスできるようになります。

ダウンロードするファイル

さて、次の表は、本手順で必要となるファイルの一覧です。
不足するようであれば、ダウンロードしておいてください。
ダウンロード先
NoダウンロードファイルURL用途備考
1pageant.exePuTTY 関連ファイル秘密鍵の運用
2puttygen.exe.ppk 形式での公開鍵/秘密鍵を生成必要な場合のみ
上記ソフトウェアは PuTTY もしくは WinSCP にも同梱されています。
すでにインストールされている場合は、それぞれのソフトのインストール先を確認して読み替えてください。

Tera Term はすでにセットアップされているものとして扱っています。
必要であれば Tera Term の導入 を参照してください。

続きを読む

公開鍵暗号方式ログイン

2021/05/31 13:32 Tera Term::使い方

本手順について

ssh は、生成した秘密鍵・公開鍵のセットのうち、公開鍵をログイン対象に登録した後、秘密鍵を利用して対象にアクセスする方式です。

概要としては、次の図のとおりです。
sshの公開鍵登録


ここでは主に、Tera Term で鍵のセットを生成するところから、Linux にどう登録し、どうアクセスするのか、というところまでを記載しています。

本手順書での格納先

本手順で利用する各ファイルの格納先です。
環境に合わせて読み替えてください。
利用ファイル一覧
対象ファイル格納先備考
公開鍵"C:\Users\Windows\Downloads\key\id_rsa.pub"Tera Term で生成します。
秘密鍵"C:\Users\Windows\Downloads\key\id_rsa"Tera Term で生成します。

公開鍵暗号方式では、2つで1組となる鍵を利用します。

公開しても問題ない鍵を、公開鍵と読んでいます。
誰に参照されても問題になる可能性が低いので、アクセスしたいサーバに置く用途に向いています。

公開鍵の対となる秘密鍵は、誰にも渡さない限り安全が保たれます。
ネット上で送信すること自体が危険を含むため、アクセス元で生成することが望ましいです。

秘密鍵を持っている人は、公開鍵が置かれたサーバにアクセスすることが比較的容易になる可能性が高いです。
取り扱いには、十分な注意が必要です。

ログイン対象 SSH サーバ

Linux にインストールされた OpenSSH サーバへのログインを想定しています。

Tera Term での鍵作成

OpenSSH で利用する鍵ファイルを作成します。

本手順では Tera Term の機能を利用して鍵生成する方法を説明します。

続きを読む

アンインストール方法


Windows から Tera Term をアンインストール方法は、いくつかあります。

いずれを実行するにせよ、アンインストール前に Tera Term が起動していないことを確認してください。
実行中アプリは、アンインストールおよび削除できません。

方法 1 「アプリと機能」を利用する

「Windows の設定」を呼び出す

スタートメニューから「設定」をクリックします。

「アプリと機能」を呼び出す

「アプリ」をクリックします。

「Tera Term」を選択

「Tera Term」をクリックして「アンインストール」ボタンを表示します。

アンインストールの実行

再確認のために表示された「アンインストール」ボタンをクリックします。

方法 2 アンインストーラ (unins000.exe) を利用する

Tera Term は、32bit プログラムなので、Windows OS が 32bit 版か 64bit 版かでインストール先が変わります。

32bit 版の場合

デフォルトインストールであれば、以下のフォルダに格納されています。
unins000.exe を実行してください。
%ProgramFiles%\teraterm\unins000.exe

64bit 版の場合

デフォルトインストールであれば、以下のフォルダに格納されています。
unins000.exe を実行してください。
%ProgramFiles(x86)%\teraterm\unins000.exe

方法 3 手動で全部削除する

関係ファイルの削除

Tera Term ディレクトリにある Tera Term 関係のファイルをフォルダ毎すべて削除してください。
Tera Term は、32bit プログラムなので、Windows OS が 32bit 版か 64bit 版かでインストール先が変わります。
32bit 版の場合
デフォルトインストールであれば、以下のフォルダに格納されています。
teraterm フォルダ毎すべて削除してください。
%ProgramFiles%\teraterm
64bit 版の場合
デフォルトインストールであれば、以下のフォルダに格納されています。
teraterm フォルダ毎すべて削除してください。
%ProgramFiles(x86)%\teraterm
任意の場所にインストールした場合
解凍後に手動でインストールした、任意のフォルダを削除してください。

フォントの削除

コントロールパネルの「フォント」から "Tera Special" フォントを削除してください。

レジストリの削除

Tera Term Menu を使用していた場合は、レジストリ HKEY_CURRENT_USER\Software\ShinpeiTools\TTermMenu を削除して下さい。

レジストリエディタは、コマンドプロンプト等より以下のコマンドで実行できます。
> regedit
・削除対象レジストリ
HKEY_CURRENT_USER\Software\ShinpeiTools\TTermMenu