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マクロを作成する際に欠かせないテキストエディタを紹介します。
提供形態:Windows 標準アプリ
Windows 10 May Update 2019 から UTF-8 に対応した、Windows 標準のテキストエディタです。
非常にシンプルで、今はともかく昔は Ctrl + S でさえ使えなかった、Windows に標準インストールされていなかったら誰が使うのか分からないと思ったくらいのテキストエディタでした。
今でも、Undo/Redo ができない(Ctrl + Z で1回限り)、行番号やルーラー表示がない、禁則処理がないなど、テキストエディタとしては最低限にも程がある。
でも、偏執的な愛用者がいるのも事実。
提供形態:シェアウェア(フリーウェア版あり)
https://jp.emeditor.com/
クセの少ない、非常に使いやすいテキストエディタです。
私は永久ライセンスを購入しているので常に最新版の EmEditor を使っていますが、CSV 等も直感的に扱えるようになっており、手放せません。
ただ、メジャーリリースごとにライセンス料金が必要なので、オススメはしかねます。
使いやすい環境には課金も辞さないなら Free 版が復活したようなので、そちらで体験してもよいかと。
そうそう、矩形選択にも早い時期に対応していました。
この矩形選択とマクロを目当てにライセンス購入したものです。
UNIX や Linux といった CUI では、縦に並んだ文字列を切り出して使うことが非常に多いのですよね。
私がマクロを使うといった小技を覚えたのも、このアプリでした。
(この機能がなければ Tera Term でもマクロは覚えなかったでしょうね)
提供形態:フリーウェア
https://sakura-editor.github.io/
クセは強いけれど、高機能で無料なテキストエディタです。
シェアウェアを嫌う企業のパソコンには、大概インストールされているようです。
矩形選択も、当然のように行えます。
画面を分割して表示したいときに F12 を使うとか、置換したいときは Ctrl + R を使うとかいったクセの強さがなければと思うと、非常に残念です。
F12 は「名前を付けて保存」が多いかな。MS-Office はそうなっていますし。
置換したいなら Ctrl + H ですよね。
リストの重複行を削除する機能の実装は、EmEditor より速かった記憶があります。
Ctrl + A (全選択)→ Alt + A (ソート)→ Alt + M (マージ)のコンボは、今でも勝手に指が動きます。
提供形態:シェアウェア(Microsoft Store版あり)
https://hide.maruo.co.jp/
優秀なテキストエディタです。
テキストエディタに課金しようと思った当時、矩形選択が使えていたら使っていたかもしれません。
課金したことないにもかかわらず、なぜか SE はライセンスキーを知っている人が多かった印象があります。
そういえば、いまの価格はいくらなんだろう?
提供形態:フリーウェア
https://tera-net.com/
Ctrl + S が使えてプログラミング言語にも対応している、シンプルなテキストエディタです。
サクラエディタが普及する前は、よく見かけるテキストエディタでした。
寺尾 進さんが作成されているので TeraPad とのこと。
Ctrl + S が使えるのは、不安定な OS で長文を扱う必要のある SE にとって必須機能で、それさえも使えなかったメモ帳がいかに機能不足だったことか。
提供形態:フリーウェア
https://azure.microsoft.com/ja-jp/products/visual-studio-code/
一般に VSCode と呼ばれる、高機能エディタです。
Linux や Mac でも利用できます。
なにもマクロファイルを作れるのはテキストエディタだけではありません。
提供形態:パッケージでの売り切り/サブスクリプション方式
主目的は表計算ソフトですが、方眼紙的な扱いから派生してマクロを組む際に重宝します。
あるコマンドで Excel でリストされているものを利用したいとかは、よくあるシーンです。
コマンドの加工がメインで、出来上がったものはテキストエディタにコピペします。
道具は使い勝手の良いものを、適切に選択しましょう。
提供形態:Microsoft Excelに同梱
コマンドの加工に飽き足らず、マクロそのものを作りたいとなると VBA を利用する意義が生まれます。
Excel でも txt 形式で保存すればマクロファイルを作ることができますが、そこから拡張子を変更したりする必要があります。
ADO 等を利用すれば、マクロを作れます。
exec を利用すれば、Excel に記載した IP アドレスから直接 Tera Term を起動することさえ可能です。
Tera Term 自身でも、マクロを駆使することでマクロを生成することができます。
MS-Office のない環境で大量にマクロを組まなければならないなら、有効かもしれません。
あとは、マクロ自体の勉強目的くらいしか用途が思い浮かびません。