Windows PowerShell を Windows Terminal でアップデートする手順を記載します。
この手順は、以下の Windows バージョンで確認しています。
筆者の環境では PowerShell を起動すると、Windows Terminal が開きます。
Windows Terminal
PowerShell のバージョンを確認しておきます。
PS C:\Users\test> $PSVersionTable.PSVersion
Major Minor Build Revision
----- ----- ----- --------
5 1 22621 2506
PS C:\Users\test>
次のコマンドで、Microsoft Store から PowerShell の最新版を確認し、インストールします。
なお、winget コマンドは Microsoft の パッケージ管理ツール になります。
PS> winget search Microsoft.PowerShell
PS> winget install --id Microsoft.Powershell --source winget
PS> winget install --id Microsoft.Powershell.Preview --source winget
もしユーザアカウント制御 (UAC) が表示された場合は、「はい」を選択してください。
PowerShell 7.4 をインストール中の画面です。
PowerShell 7.4 install
PowerShell 7.5 Preview をインストール中の画面です。
PowerShell 7.5 install
どちらもインストールを完了すると、下の画面のようになります。
PowerShell インストール完了
インストールしただけでは Windows Terminal に反映されないようです。
Windows Terminal を再起動するか、新しいプロファイルとして設定します。
なお、インストールした PowerShell は、別なディレクトリに格納されています。
C:\Program Files\PowerShell\7\pwsh.exe
新しいプロファイルとして設定する場合は、参考にしてみてください。
そのまま設定すると、自身のプロファイルを設定・保存した際に新しい PowerShell が定義されたので、Windows Terminal を再起動すれば設定されているのかもしれません(確認不能状態になってしまいました)
必要であれば Windows Terminal 設定画面を開きます。
Windows Terminal 設定
「新しいプロファイルを開く」を選択します。
新しいプロファイルを追加します
「新しい空のプロファイルを開く」を選択します。
新しい空のプロファイル
必要事項を入力して、「保存」を選択します。
プロファイル設定
筆者の環境では、設定してプロファイルを保存すると、自動的に 7.4 および 7.5 が適切に設定されました。
せっかく設定しましたが、自分で設定したプロファイルは「プロファイルの削除」を選択して削除しました。
PowerShell 7.4 プロファイル設定後
PowerShell 7.5 プロファイル設定後
新しく開く
PowerShell 7.4 バージョン確認