flushrecv

【Tera Term マクロ言語】コマンドリファレンス

flushrecv 機能

[通信コマンド]

マクロの受信バッファーの内容を消します。

コマンドライン

flushrecv

機能説明

機能の前提
ホストから受信した文字はマクロに転送され、マクロの受信バッファーに保存されます。
受信文字を処理するコマンド("wait" コマンド等)はそれらの文字をバッファーから読み出しています。
バッファーの中の文字は受信文字を処理するコマンドがそれらを読みだすか、バッファーがあふれるか、flushrecv コマンドがバッファーの内容を消すまで保持されています。
機能の目的
バッファーの中に古い文字がたまっているために受信文字を処理するコマンドの結果が予期しないものになることがあり、flushrecv コマンドによってそれを防ぐことができます。

パラメータの説明

指定するパラメータはありません。

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enablekeyb

【Tera Term マクロ言語】コマンドリファレンス

enablekeyb 機能

[通信コマンド]

Tera Term のキーボード入力を許可/禁止する。

コマンドライン

enablekeyb <flag>

機能説明

<flag> の値が 1 の場合は許可し、0 の場合は禁止します。
禁止にすると、マクロからのデータ送信中に、ユーザの誤入力を防ぐことができます。

指定するパラメータでの挙動は、以下の通りです。
<flag>説明
0Tera Term のキーボード入力を禁止します。
1Tera Term のキーボード入力を許可します。

パラメータの説明

指定するパラメータは以下の通りです。
パラメータパラメータ説明
<flag>整数許可/禁止を指定します。

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dispstr

【Tera Term マクロ言語】コマンドリファレンス

dispstr 機能

[通信コマンド]

文字を端末画面に出力する。

コマンドライン

dispstr <data1> [<data2>....]

機能説明

<data> が文字列型の場合、文字列をそのまま端末画面に表示します。
<data> が整数型の場合は、その値の下位バイト(0-255)を ASCII コードとして扱い、対応する文字を端末画面に表示します。

パラメータの説明

指定するパラメータは以下の通りです。
パラメータパラメータ説明
<data>文字列出力したい文字列を指定します。
整数
※ パラメータは、文字列型と整数型のどちらも受け付けますが、最終的には文字列として扱います。

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disconnect

【Tera Term マクロ言語】コマンドリファレンス

disconnect 機能

[通信コマンド]

Tera Term とホストの間の通信を終了させます。

コマンドライン

disconnect [<confirm>]

機能説明

接続切断時の確認ダイアログで OK の場合に Tera Term とホストの間の通信を終了させます。
もしこのコマンドによって Tera Term が終了しなければ、Tera Term と MACRO の間のリンクは保持されます。
[<confirm>]
確認ダイアログの有無を指定します。
(バージョン 4.65 以降)

[<confirm>] に指定可能な整数は、以下の通りです。
(オプション デフォルト=非ゼロ)
<confirm>説明
0TCP/IP 接続切断時の確認ダイアログを表示せずに通信を終了します。
1TCP/IP 接続切断時の確認ダイアログを表示します。
省略したか、バージョン 4.64 以前の場合は、デフォルト値 1 (0 以外の値) が指定されたものとみなされます。

パラメータの説明

指定するパラメータは以下の通りです。
パラメータパラメータ説明
[<confirm>]整数挙動を変更する数値を指定

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cygconnect

【Tera Term マクロ言語】コマンドリファレンス

cygconnect 機能

[通信コマンド]

Cygwinへ接続します。

コマンドライン

cygconnect [<command line parameters>]

機能説明

ローカルに構築した Cygwin 環境に Tera Term から接続します。

Cygwin は、Windows 上で UNIX / Linux のような環境を提供するオープンソースソフトウェアです。
前提
前提として、以下の3つの「リンクと接続の状態」で、挙動が変わります。
下記の「リンク」と「接続」については 「Tera Term の「リンク」と「接続」」 を参照してください。

リンクされていない(接続はできない)
MACRO が Tera Term とリンクされていない場合、Cygwin に接続した Tera Term を起動してマクロとリンクします。
<command line parameters> は、Cygwin に接続する時に使う CygTerm のコマンドラインパラメータです。
CygTerm のコマンドラインパラメータについては、ヘルプの "CygTerm+ コマンドライン" を参照してください。

リンクされているがホストに接続されていない
MACRO が Tera Term とすでにリンクされていて、Tera Term がホストに接続されていない場合、リンクしている Tera Term を終了させた後、cygwin に接続した状態の Tera Termを 起動してマクロとリンクします。

リンクされていてホストへ接続されている
MACRO が Tera Term とすでにリンクされていて、Tera Term がホスト又は Cygwin にすでに接続されている場合、このコマンドは無視されます。
[<command line parameters>]
コマンドラインパラメータを指定します。
その他
connect を実行する前にリンクと接続の状態を調べるには、096 を使うことができます。
Tera Term とマクロがリンクしていない状態では、048 / 049 / 096 以外の通信コマンドは実行できません。

パラメータの説明

指定するパラメータは以下の通りです。
パラメータパラメータ説明
<command line parameters>文字列コマンドラインパラメータを指定します

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