コマンド A-Z


コマンド一覧

以下に、ttl (Tera Term Language) で利用可能なコマンドを、アルファベット順の一覧にしました。
確認した Tera Term バージョンは 4.102 からになります。

バージョン情報が入っていないもの (全てのバージョンで利用可能としているコマンド) は、オープンソース化以降の、全てのバージョンで利用可能です。

B

B から始まるコマンド
コマンドバージョン機能の簡易説明
Bbasename4.69以降パス名からファイル名を得る。
【Usage】basename <strvar> <path>
beepビープ音を鳴らす。
【Usage】beep
4.68以降鳴らす音声を指定するオプションを追加
【Usage】beep [<sound type>]
bplusrecvB-Plus プロトコルでファイルを受信する。
【Usage】bplusrecv
bplussendB-Plus プロトコルでファイルを送信する。
【Usage】bplussend <file name>
break4.53以降ループから抜ける。
【Usage】break
bringupbox4.78以降statusbox コマンドによって開かれたステータスダイアログボックスを最前面に表示する。
【Usage】bringupbox

C

C から始まるコマンド
コマンドバージョン機能の簡易説明
Ccallサブルーチンをコールする。
【Usage】call <label>
callmenu4.56以降ウインドウのメニューを実行する。
【Usage】callmenu <menu ID>
changedirTera Term の現在のディレクトリを変更する。
【Usage】changedir <path>
checksum84.78以降8bit checksumを計算する。
【Usage】checksum8 <intvar> <string>
checksum8file4.78以降ファイルの8bit checksumを計算する。
【Usage】checksum8file <intvar> <file name>
checksum164.78以降16bit checksumを計算する。
【Usage】checksum16 <intvar> <string>
checksum16file4.78以降ファイルの16bit checksumを計算する。
【Usage】checksum16file <intvar> <file name>
checksum324.78以降32bit checksumを計算する。
【Usage】checksum32 <intvar> <string>
checksum32file4.78以降ファイルの32bit checksumを計算する。
【Usage】checksum32file <intvar> <file name>
clearscreenウインドウの画面を消去する。
【Usage】clearscreen <int>
clipb2var4.46以降クリップボードのテキストデータをコピーする。
【Usage】clipb2var <strvar> [<offset>]
closesboxstatusbox コマンドによって開かれたステータスダイアログボックスを閉じる。
【Usage】closesbox
closettTera Term を終了させる。
【Usage】closett
connect接続する。
【Usage】connect <command line parameters>
continue4.77以降ループの次の反復処理に移る。
【Usage】continue
code2strASCII コード値を文字列に変換する。
【Usage】code2str <strvar> <ASCII code>
crc164.78以降CRC-16-IBMを計算する。
【Usage】crc16 <intvar> <string>
crc164.78以降ファイルのCRC-16-IBMを計算する。
【Usage】crc16 <intvar> <file name>
crc324.60以降CRC-32を計算する。
【Usage】crc32 <intvar> <string>
crc32file4.60以降ファイルのCRC-32を計算する。
【Usage】crc32file <intvar> <file name>
cygconnect4.57以降Cygwinへ接続する。
【Usage】cygconnect [<command line parameters>]

D

D から始まるコマンド
コマンドバージョン機能の簡易説明
Ddelpasswordパスワードを削除する。
【Usage】delpassword <file name> <password name>
dirname4.69以降パス名からディレクトリ名を得る。
【Usage】dirname <strvar> <path>
dirnamebox4.86以降ディレクトリ名を選択するダイアログボックスを開く。
【Usage】dirnamebox <title> [<initialdir>]
disconnectTera Term とホストの間の通信を終了させる。
【Usage】disconnect
4.65以降TCP/IP 接続切断時の確認ダイアログを表示させないようにするオプションを追加。
【Usage】disconnect [<confirm>]
dispstr4.67以降文字を端末画面に出力する。
【Usage】dispstr <data1> [<data2>....]
do,loop4.56以降繰り返す。
【Usage】do [ { while | until } <expression> (option)] ~ loop [ { while | until } <expression> (option)]

E

E から始まるコマンド
コマンドバージョン機能の簡易説明
EenablekeybTera Term のキーボード入力を許可/禁止する。
【Usage】enablekeyb <flag>
endマクロの実行そのものを終了する。
【Usage】end
execアプリケーションを起動する。
【Usage】exec <command line> [<show> [<wait>]]
4.63以降起動したアプリケーションの終了を待つオプションの追加。
【Usage】exec <command line> [<show> [<wait>]]
4.78以降カレントディレクトリを指定するオプションの追加。
【Usage】exec <command line> [<show> [<wait> [<current directory>]]]
4.103以降起動したアプリケーションの終了を待つオプションの仕様変更。
【Usage】exec <command line> [<show> [<wait> [<current directory>]]]
execcmndTTL コマンド を実行する。
【Usage】execcmnd <statement>
exitメインファイルへ戻る。
【Usage】exit
expandenv4.71以降環境変数文字列を展開する。
【Usage】expandenv <strvar> [<strval>]

F

F から始まるコマンド
コマンドバージョン機能の簡易説明
Ffilecloseファイルハンドルを閉じる。
【Usage】fileclose <file handle>
fileconcatファイルの内容を別のファイルに追加する。
【Usage】fileconcat <file1> <file2>
filecopyファイルをコピーする。
【Usage】filecopy <file1> <file2>
filecreateファイルを作成する。
【Usage】filecreate <file handle> <file name>
filedeleteファイルを削除する。
【Usage】filedelete <file name>
filelock4.74以降開いているファイルをロックする。
【Usage】filelock <file handle> [<timeout>]
filemarkptrファイルポインタを保存する。
【Usage】filemarkptr <file handle>
filenamebox4.54以降ファイル名を選択するダイアログボックスを開く。
【Usage】filenamebox <title>
4.65以降ダイアログボックスの種類を指定するオプションの追加。
【Usage】filenamebox <title> [<dialogtype>]
4.85以降ダイアログボックスの初期ディレクトリを指定するオプションの追加。
【Usage】filenamebox <title> [<dialogtype> [<initialdir>]]
fileopenファイルを開く。
【Usage】fileopen <file handle> <file name> <append flag>
4.85以降オープンモード(読書/読取専用)を指定する機能の追加。
【Usage】fileopen <file handle> <file name> <append flag> [<readonly flag>]
fileread4.48以降ファイルを読む。
【Usage】fileread <file handle> <read byte> <strvar>
filereadlnファイルから一行読む。
【Usage】filereadln <file handle> <strvar>
filerenameファイル名を変更する。
【Usage】filerename <file1> <file2>
filesearchファイルまたはフォルダがあるか確かめる。
【Usage】filesearch <file name>
fileseekファイルポインタを移動する。
【Usage】fileseek <file handle> <offset> <origin>
fileseekbackfilemarkptr コマンドで保存した位置にファイルポインタを移動する。
【Usage】fileseekback <file handle>
filestat4.66以降ファイルの統計情報を取得する。
【Usage】filestat <file name> <size> [<mtime>] [<drive>]
filestrseek文字列をファイルの先頭から末尾に向かって検索する。
【Usage】filestrseek <file handle> <string>
filestrseek2文字列をファイルの末尾から先頭へ向かって検索する。
【Usage】filestrseek2 <file handle> <string>
filetruncate4.67以降ファイルのサイズを変更する。
【Usage】filetruncate <file name> <size>
fileunlock4.74以降開いているファイルのロックを解除する。
【Usage】fileunlock <file handle>
filewriteファイルに文字列を書き込む。
【Usage】filewrite <file handle> <data>
filewritelnファイルに文字列を改行付きで書き込む。
【Usage】filewriteln <file handle> <data>
findcloseディレクトリハンドルを解放する。
【Usage】findclose <dir handle>
findfirst文字列に合致する最初のファイルを探す。
【Usage】findfirst <dir handle> <file name> <strvar>
findnext文字列に合致する次のファイルを探す。
【Usage】findnext <dir handle> <strvar>
flushrecvMACRO の受信バッファーの内容を消す。
【Usage】flushrecv
foldercreate4.69以降フォルダを作成する。
【Usage】foldercreate <folder name>
folderdelete4.69以降フォルダを削除する。
【Usage】folderdelete <folder name>
foldersearch4.69以降フォルダがあるか確かめる。
【Usage】foldersearch <foldername>
for,next繰り返す。
【Usage】for <intvar> <first> <last> ~ next

G

G から始まるコマンド
コマンドバージョン機能の簡易説明
Ggethostname4.61以降接続先のホスト名(IPアドレス)を得る。
【Usage】gethostname <strvar>
getmodemstatus4.86以降モデムの制御レジスタ値を取得する。
【Usage】getmodemstatus <intvar>
gettitleウインドウタイトル文字列を得る。
【Usage】gettitle <strvar>
gotoラベルへジャンプする。
【Usage】goto <label>
getdirMACRO の現在のディレクトリを得る。
【Usage】getdir <strvar>
getfileattr4.69以降ファイルまたはディレクトリの属性を得る。
【Usage】getfileattr <file name>
getpasswordパスワードを読み出す。
【Usage】getpassword <file name> <password name> <strvar>
4.71以降読み出しの成否が戻り値に設定される機能が追加
【Usage】getpassword <file name> <password name> <strvar>
getdate現在の日付を得る。
【Usage】getdate <strvar>
4.57以降書式を指定するオプションの追加。
【Usage】getdate <strvar> [<format>]
4.58以降互換性維持のための仕様変更。
【Usage】getdate <strvar> [<format>]
4.74以降タイムゾーンを指定するオプションの追加。
【Usage】getdate <strvar> [<format> [<timezone>]]
4.80以降マクロ実行前後でタイムゾーンを復元するよう仕様変更。
【Usage】getdate <strvar> [<format> [<timezone>]]
getenv環境変数を得る。
【Usage】getenv <envname> <strvar>
getipv4addr4.78以降自端末のIPv4アドレスを取得する。
【Usage】getipv4addr <string array> <num>
getipv6addr4.78以降自端末のIPv6アドレスを取得する。
【Usage】getipv6addr <string array> <num>
getspecialfolder4.72以降特殊フォルダのパスを取得する。
【Usage】getspecialfolder <strvar> <foldertype>
gettime現在の時刻を得る。
【Usage】gettime <strvar>
4.57以降書式を指定するオプションの追加。
【Usage】gettime <strvar> [<format>]
4.58以降互換性維持のための仕様変更。
【Usage】gettime <strvar> [<format>]
4.74以降タイムゾーンを指定するオプションの追加。
【Usage】gettime <strvar> [<format> [<timezone>]]
4.80以降マクロ実行前後でタイムゾーンを復元するよう仕様変更。
【Usage】gettime <strvar> [<format> [<timezone>]]
getttdir4.60以降ttpmacro.exe があるディレクトリを得る。
【Usage】getttdir <strvar>
getver4.58以降Tera Termのバージョンを取得する。
【Usage】getver <strvar> [<version>]

I

I から始まるコマンド
コマンドバージョン機能の簡易説明
Iif,then,elseif,else,endif条件分岐
【Usage 1】if <expression> <statement>
【Usage 2】if <expression 1> ~ [elseif <expression 2>] ~ endif
4.90以降複数行での条件分岐行では、最後に then の記述が無い場合に文法エラー
【Usage 1】if <expression> <statement>
【Usage 2】if <expression 1> then ~ [elseif <expression 2> then] ~ endif
includeインクルードファイルに移る。
【Usage】include <include file name>
int2str整数値を文字列に変換する。
【Usage】int2str <strvar> <integer value>
ispassword4.75以降パスワードが設定されているかを判別する。
【Usage】ispassword <file name> <password name>
ifdefined4.46以降型を調べる。
【Usage】ifdefined <var>
inputbox文字列を入力するためのダイアログボックスを開く。
【Usage】inputbox <message> <title>
4.53以降デフォルト入力文字を設定するオプションの追加。
【Usage】inputbox <message> <title> [<default>]
4.54以降特殊文字の解釈を制御するオプションの追加。
【Usage】inputbox <message> <title> [<default> [<special>]]
intdim4.72以降整数配列型の変数を宣言する。
【Usage】intdim <array> <size>

K

K から始まるコマンド
コマンドバージョン機能の簡易説明
KkmtfinishKermit Finish コマンドを実行する。
【Usage】kmtfinish
kmtgetファイルを Kermit Get コマンドで受信する。
【Usage】kmtget <file name>
kmtrecvKermit プロトコルでファイルを受信する。
【Usage】kmtrecv
kmtsendファイルを Kermit プロトコルで送信する。
【Usage】kmtsend <file name>

L

L から始まるコマンド
コマンドバージョン機能の簡易説明
Lloadkeymapキーボード設定ファイルを読み込む。
【Usage】loadkeymap <file name>
logautoclosemode4.79以降マクロ終了時、自動的にログ採取を停止する。
【Usage】logautoclosemode <flag>
logcloseTera Term のログを終了する。
【Usage】logclose
loginfo4.73以降Tera Term のログ取得状態を得る
【Usage】loginfo <strvar>
logopenTera Term のログを開始する。
【Usage】logopen <file name> <binary flag> <append flag>
4.61以降ログ再生可能なバイナリオプションの追加。
【Usage】長いため別記 *1
4.62以降ログを開けたかどうか result を返す仕様の追加。
4.80以降端末バッファをログへ含めるオプションの追加。
【Usage】長いため別記 *2
4.97以降ログ行頭へタイムスタンプを追記するオプションの追加。
【Usage】長いため別記 *3
logpauseTera Term のログを一時中断する。
【Usage】logpause
logrotate4.78以降ログをローテートする。
【Usage 1】logrotate 'size' '<size>'
【Usage 2】logrotate 'rotate' <count>
【Usage 3】logrotate 'halt'
logstart中断していた Tera Term のログを再開する。
【Usage】logstart
logwrite文字列をログに書き込む。>文字列をログに書き込む。
【Usage】logwrite <string>
listbox4.78以降リストボックスを開き、ユーザーに項目を選択させる。
【Usage】listbox <message> <title> <string array>
4.89以降初期選択項目を指定可能なオプションの追加。
【Usage】listbox <message> <title> <string array> [<selected>]

M

M から始まるコマンド
コマンドバージョン機能の簡易説明
Mmpause4.27以降休止する。
【Usage】mpause <time>
makepathフルパス名を作成する。
【Usage】makepath <strvar> <dir> <name>
messageboxダイアログボックスを開き、ユーザーにメッセージを知らせる。
【Usage】messagebox <message> <title>
4.54以降特殊文字の解釈を制御するオプションの追加。
【Usage】messagebox <message> <title> [<special>]
4.60以降キャンセル時にマクロ停止を確認する機能の追加。
【Usage】messagebox <message> <title> [<special>]

P

P から始まるコマンド
コマンドバージョン機能の簡易説明
Ppause休止する。
【Usage】pause <time>
passwordboxパスワードを入力するためのダイアログボックスを開く。
【Usage】passwordbox <message> <title>
4.54以降特殊文字の解釈を制御するオプションの追加。
【Usage】passwordbox <message> <title> [<special>]

Q

Q から始まるコマンド
コマンドバージョン機能の簡易説明
QquickvanrecvQuick-VAN プロトコルでファイルを受信する。
【Usage】quickvanrecv
quickvansendQuick-VAN プロトコルでファイルを送信する。
【Usage】quickvansend <file name>

R

R から始まるコマンド
コマンドバージョン機能の簡易説明
Rrecvln一行分の文字を受信する。
【Usage】recvln
restoresetup設定ファイルを読み込む。
【Usage】restoresetup <file name>
returnサブルーチンを抜け、メインルーチンへ戻る。
【Usage】return
regexoption4.78以降正規表現の文法、文字エンコーディング、オプションを設定する。
【Usage】regexoption <option1> [<option2> ...]
random4.27以降乱数を生成する。
【Usage】random <integer variable> <max number>
rotateleft4.54以降左にローテート(循環シフト)する。
【Usage】rotateleft <intvar> <intval> <count>
rotateright4.54以降右にローテート(循環シフト)する。
【Usage】rotateright <intvar> <intval> <count>

S

S から始まるコマンド
コマンドバージョン機能の簡易説明
Sscprecv4.57以降SCPプロトコルでファイルを受信する。
【Usage】scprecv <remote file name> [<local file name>]
scpsend4.57以降SCPプロトコルでファイルを送信する。
【Usage】scpsend <file name> [<destination file name>]
sendデータを送信する。
【Usage】send <data1> <data2>....
sendbreakブレーク信号をホストへ送出する。
【Usage】sendbreak
sendbroadcast4.62以降データをブロードキャスト送信する。
【Usage】sendbroadcast <data1> <data2>....
sendfileファイルを送信する。
【Usage】sendfile <file name> <binary flag>
sendkcodeキーコードを送信する。
【Usage】sendkcode <key code> <repeat count>
sendlnデータと改行を送信する。
【Usage】sendln <data1> <data2>....
sendlnbroadcast4.62以降データをブロードキャスト送信する。
【Usage】sendlnbroadcast <data1> <data2>....
sendlnmulticast4.96以降データと改行をマルチキャスト送信する
【Usage】sendlnmulticast <multicastname> <data1> <data2>....
sendmulticast4.62以降データをマルチキャスト送信する。
【Usage】sendmulticast <multicastname> <data1> <data2>....
setbaud4.58以降シリアルポートのボーレートを変更する。
【Usage】setbaud <ID>
4.66以降スピード指定の方法を、IDから直接指定へ仕様変更。
【Usage】setbaud <value>
setdebug4.64以降デバッグモードを設定する。
【Usage】setdebug <flag>
setdtr4.59以降Tera Term で DTR の状態を変更する。
【Usage】setdtr <flag>
setechoTera Term のローカルエコー (local echo) の状態を変更する。
【Usage】setecho <echo flag>
setflowctrl4.94以降シリアルポートのフロー制御を変更する。
【Usage】setflowctrl <value>
setmulticastname4.62以降マルチキャスト送信のための端末識別名を設定する。
【Usage】setmulticastname <multicastname>
setrts4.59以降Tera Term で RTS の状態を変更する。
【Usage】setrts <flag>
setspeed4.99以降シリアルポートのスピードを変更する。
【Usage】setspeed <value>
setsync同期モードを設定する。
【Usage】setsync <sync flag>
settitleウインドウタイトル文字列を変更する。
【Usage】settitle <title>
showttTera Term ウインドウの表示状態を変更する。
【Usage】showtt <show flag>
sprintf4.52以降フォーマットされた出力を返す。
【Usage】sprintf "FORMAT" [<ARGUMENT> ...]
sprintf24.62以降フォーマットされた出力を返す。
【Usage】sprintf2 <strvar> "FORMAT" [<ARGUMENT> ...]
str2code文字列を ASCII コード値に変換する。
【Usage】str2code <intvar> <string>
str2int文字列を整数値に変換する。
【Usage】str2int <intvar> <string>
strcompare文字列を比較する。
【Usage】strcompare <string1> <string2>
strconcat文字列を継ぎ足す。
【Usage】strconcat <strvar> <string>
strcopy文字列をコピーする。
【Usage】strcopy <string> <pos> <len> <strvar>
strinsert4.67以降文字列を挿入する。
【Usage】strinsert <strvar> <index> <string>
strjoin4.67以降文字を連結する。
【Usage】strjoin <strvar> <separator> [<count>]
strlen文字列の長さを返す。
【Usage】strlen <string>
strmatch4.59以降正規表現によるパターンマッチングを行う。
【Usage】strmatch <target string> <string with regular expression>
strremove4.67以降文字列を削除する。
【Usage】strremove <strvar> <index> <len>
strreplace4.67以降文字列を置換する。
【Usage】strreplace <strvar> <index> <regex> <newstr>
strscan部分文字列の位置を返す。
【Usage】strscan <string> <substring>
strspecial4.67以降特殊文字を変換する。
【Usage】strspecial <strvar> [<strval>]
strsplit4.67以降文字列を分割する。
【Usage】strsplit <strval> <separator> [<count>]
strtrim4.67以降前後の文字を削除する。
【Usage】strtrim <strvar> <trimchars>
setdirMACRO の現在のディレクトリを変更する。
【Usage】setdir <dir>
setfileattr4.69以降ファイルまたはディレクトリの属性を変更する。
【Usage】setfileattr <file name> <attributes>
setpassword4.75以降パスワードを追加もしくは更新する。
【Usage】setpassword <file name> <password name> <strvar>
setdateシステムの日付を変更する。
【Usage】setdate <date>
setdlgposダイアログボックスの位置を設定する。
【Usage】setdlgpos <x> <y>
setenv4.54以降環境変数を変更する。
【Usage】setenv <envname> <strval>
setexitcodeMACRO の終了コードを設定する。
【Usage】setexitcode <exit code>
settimeシステムの時刻を変更する。
【Usage】settime <time>
showMACRO ダイアログの表示状態を変更する。
【Usage】show <show flag>
statusboxステータスダイアログボックスを表示する。
【Usage】statusbox <message> <title>
4.54以降特殊文字の解釈を制御するオプションの追加。
【Usage】statusbox <message> <title> [<special>]
strdim4.72以降文字列配列型の変数を宣言する。
【Usage】strdim <array> <size>

T

T から始まるコマンド
コマンドバージョン機能の簡易説明
Ttestlink現在のリンクおよび接続の状態を報告する。
【Usage】testlink
tolower4.53以降文字列をすべて小文字に変換する。
【Usage】tolower <strvar> <string>
toupper4.53以降文字列をすべて大文字に変換する。
【Usage】toupper <strvar> <string>

U

U から始まるコマンド
コマンドバージョン機能の簡易説明
Uunlink現在の Tera Term ウインドウと MACRO の間のリンクを断つ。
【Usage】unlink
until,enduntil4.56以降繰り返す。
【Usage】until <expression> ~ enduntil
uptime4.81以降OSの稼働時間を取得する。
【Usage】uptime <intvar>

V

V から始まるコマンド
コマンドバージョン機能の簡易説明
Vvar2clipb4.46以降テキストデータをクリップボードにコピーする。
【Usage】var2clipb <string>

W

W から始まるコマンド
コマンドバージョン機能の簡易説明
Wwait文字列を待つ。
【Usage】wait <string1> [<string2> ...]
wait4all4.63以降マクロに接続されている全端末の文字列を待つ。
【Usage】wait4all <string1> [<string2> ...]
waiteventイベントを待つ。
【Usage】waitevent <events>
waitln文字列を含む行を待つ。
【Usage】waitln <string1> [<string2> ...]
waitn4.62以降指定されたバイト数の受信を待つ。
【Usage】waitn <received byte count>
waitrecv文字列を待つ。
【Usage】waitrecv <sub-string> <len> <pos>
waitregex4.21以降正規表現文字列を含む行を待つ。
【Usage】waitregex <string1 with regular expression> [<string2 with regular expression> ...]
while,endwhile繰り返す。
【Usage】while <expression> ~ endwhile

X

X から始まるコマンド
コマンドバージョン機能の簡易説明
XxmodemrecvXMODEM プロトコルでファイルを受信する。
【Usage】xmodemrecv <file name> <binary flag> <option>
4.90以降<option> 指定の仕様変更。
xmodemsendXMODEM プロトコルでファイルを送信する。
【Usage】xmodemsend <file name> <option>
4.90以降エラー検出の種類(Checksum/CRC)指定の仕様変更。

Y

Y から始まるコマンド
コマンドバージョン機能の簡易説明
Yymodemrecv4.66以降YMODEM プロトコルでファイルを受信する。
【Usage】ymodemrecv
ymodemsend4.66以降YMODEM プロトコルでファイルを送信する。
【Usage】ymodemsend <file name>
yesnoboxダイアログボックスを開き、ユーザーに「はい」/「いいえ」を選択させる。
【Usage】yesnobox <message> <title>
4.54以降特殊文字の解釈を制御するオプションの追加。
【Usage】yesnobox <message> <title> [<special>]
4.60以降キャンセル時にマクロ停止を確認する機能の追加。
【Usage】yesnobox <message> <title> [<special>]

Z

Z から始まるコマンド
コマンドバージョン機能の簡易説明
ZzmodemrecvZMODEM プロトコルでファイルを受信する。
【Usage】zmodemrecv
zmodemsendZMODEM プロトコルでファイルを送信する。
【Usage】zmodemsend <file name> <binary flag>

*1 : 【4.61以降】 logopen <file name> <binary flag> <append flag> [<plain text flag> [<timestamp flag>]]

*2 : 【4.80以降】 logopen <file name> <binary flag> <append flag> [<plain text flag> [<timestamp flag> [<hide dialog flag> [<include screen buffer flag>]]]]

*3 : 【4.97以降】 logopen <file name> <binary flag> <append flag> [<plain text flag> [<timestamp flag> [<hide dialog flag> [<include screen buffer flag> [<timestamp type>]]]]]

yesnobox

【Tera Term マクロ言語】コマンドリファレンス

yesnobox 機能

[その他のコマンド]

ダイアログボックスを開き、ユーザーに「はい」/「いいえ」を選択させます。

コマンドライン

yesnobox <message> <title> [<special>]

機能説明

ダイアログボックスを開き、ユーザーに「はい」/「いいえ」を選択させます。

また、バージョン 4.60 以降からは、キャンセル*1したときにマクロの実行を停止できるようになっています。
<message>
ダイアログボックスに表示されるメッセージを指定します。
<title>
ダイアログボックスのタイトルを指定します。
[<special>]
バージョン 4.54 以降で利用可能です。
(オプション デフォルト=0)
このオプションの使用は推奨されません。

0 でない場合は、<message> に含まれる以下の文字列が特殊文字として扱われます。
入力出力
\\"\"
\n改行
\tタブ
strspecial マクロコマンドを使用して文字列を変換することで同等の結果を得られます。

パラメータの説明

指定するパラメータは以下の通りです。
パラメータパラメータ説明
<message>文字列ダイアログボックスに表示するメッセージを指定します。
<title>文字列ダイアログボックスのタイトルを指定します。
[<special>]整数メッセージ中の特殊文字を変換するかを指定します。

続きを読む

var2clipb

【Tera Term マクロ言語】コマンドリファレンス

var2clipb 機能

[その他のコマンド]

テキストデータをクリップボードにコピーします。

コマンドライン

var2clipb <string>

機能説明

<string> をクリップボードにコピーします。
<string>
クリップボードにコピーする文字列を指定します。

パラメータの説明

指定するパラメータは以下の通りです。
パラメータパラメータ説明
<string>文字列クリップボードにコピーする文字列を指定します。

続きを読む

uptime

【Tera Term マクロ言語】コマンドリファレンス

uptime 機能

[その他のコマンド]

OSの稼働時間を取得します。

コマンドライン

uptime <intvar>

機能説明

Windows OS の稼働時間(ミリ秒)を <intvar> に格納します。

なお、稼働時間が 49 日を経過すると、0 に戻ります。
0 に戻る理由については、下記備考を参照してください。

パラメータの説明

指定するパラメータはありません。

指定するパラメータは以下の通りです。
パラメータパラメータ説明
<intvar>整数Windows OS の稼働時間(ミリ秒)を格納する変数を指定します。

続きを読む

strdim

【Tera Term マクロ言語】コマンドリファレンス

strdim 機能

[その他のコマンド]

文字列配列型の変数を宣言します。

コマンドライン

strdim <array> <size>

機能説明

<size> 個の要素を持つ整数配列型の変数 <array> を宣言します。

配列については マクロに利用できるデータ型 を参照してください。
<array>
文字列型配列の変数名を指定します。

配列内の各要素の初期値は空文字列です。
<size>
<size> は 1 ~ 65536 の範囲の値を持つことができます。

配列の添字は 0 オリジンです。
5 を指定した場合、0 ~ 4 の 5 つになります。

パラメータの説明

指定するパラメータは以下の通りです。
パラメータパラメータ説明
<array>文字列型配列配列名を指定します。
<size>整数配列の数を指定します。

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