include

【Tera Term マクロ言語】コマンドリファレンス

include 機能

[制御コマンド]

インクルードファイルに移ります。

コマンドライン

include <include file name>

機能説明

引数に指定したマクロファイルを読み込み、マクロ実行を行います。
実行終了後、includeコマンドの次の行から処理が再開されます。
include のネスト (include したファイルの中で、さらに include) は 9 までです。

include 先へオプション(引数)やパラメータを渡すことはできません。
また、戻り値をうけとることもできません。
変数を利用して文字列や整数を受け渡す必要があります。

パラメータの説明

指定するパラメータは以下の通りです。
パラメータパラメータ説明
<include file name>文字列include したいファイルを指定します。

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if,then,elseif,else,endif

【Tera Term マクロ言語】コマンドリファレンス

if,then,elseif,else,endif 機能

[制御コマンド]

条件分岐します。

コマンドライン

・書式 1 (1 ライン)
if <expression> <statement>
・書式 2 (複数ライン)
if <expression 1> then
  ...
  (<expression 1> が真(0以外)の場合に実行されるコマンド)
  ...
[elseif <expression 2> then]
  ...
  (<expression 1> が偽(0)で、<expression 2>が真の場合に実行されるコマンド)
  ...
[elseif <expression N> then]
  ...
  (<expression 1>, <expression 2>,.., <expression N-1> がすべて偽で、<expression N> が真の場合に実行されるコマンド)
  ...
[else]
  ...
  (上の条件すべてが偽の場合に実行されるコマンド)
  ...
endif

機能説明

書式 1 (1 ライン)
もし条件式 <expression> が真 (0以外) ならば、コマンド <statement> を実行します。
書式 2 (複数ライン)
if は、もし条件式 <expression1> が真 (0以外) ならば、次の行のコマンドを実行します。
elseif は、もし条件式 <expression1> が偽 (0) でならば、条件式 <expression2> が真 (0以外) ならば、次の行のコマンドを実行します。
以降の elseif は、直上までの条件に当てはまらず、かつ指定した条件に当てはまる場合に、次の行のコマンドを実行します。
else は、直上までの条件にすべて当てはまらない場合に、次の行のコマンドを実行します。

バージョン 4.90 以降、if と elseif 行の最後には、必ず then を記述する必要があります。

elseif と else はなくても問題なく実行可能です。

書式 2 (複数ライン) の場合は、最後に if の分岐終了を示す endif を記述する必要があります。

パラメータの説明

指定するパラメータは以下の通りです。
パラメータパラメータ説明
<expression>分岐させたい条件式を指定します。
<statement>文字列書式 1 (1 ライン)で書く場合にのみ、実行したいコマンドを指定します。

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goto

【Tera Term マクロ言語】コマンドリファレンス

goto 機能

[制御コマンド]

ラベルへジャンプします。

コマンドライン

goto <label>

機能説明

<label> 行の次の行へジャンプします。

なお、for や while などのループを抜けるために goto は使えません。
代わりに breakを使用してください。

また、オプション(引数)やパラメータを渡すことはできません。

パラメータの説明

指定するパラメータは以下の通りです。
パラメータパラメータ説明
<label>文字列ラベル行を指定します。

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for,next

【Tera Term マクロ言語】コマンドリファレンス

for,next 機能

[制御コマンド]

繰り返します。

コマンドライン

for <intvar> <first> <last>

  ...

  ...

next

機能説明

"for" と "next" の間のコマンドを、整数変数 <intvar> の値が <last> と等しくなるまで、繰り返します。
<intvar> の初期値は <first> です。
もし <last> が <first> より大きい場合、<intvar> は "next" 行に来るたびに 1 足されます。
もし <last> が <first> より小さい場合、<intvar> は "next" 行に来るたびに 1 引かれます。

パラメータの説明

指定するパラメータは以下の通りです。
パラメータパラメータ説明
<intvar>文字列<first> から <last> までの値を入れる変数名を指定します。
<first>整数<intvar> の初期値を指定します。
<last>整数<intvar> の最終値を指定します。

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exit

【Tera Term マクロ言語】コマンドリファレンス

exit 機能

[制御コマンド]

メインファイルへ戻ります。

コマンドライン

exit

機能説明

インクルードファイルから抜け、メインファイルへ戻ります。
メインファイルで使用すると、マクロの実行そのものを終了します(endコマンドと等価)。

パラメータの説明

指定するパラメータはありません。

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