enablekeyb

【Tera Term マクロ言語】コマンドリファレンス

enablekeyb 機能

[通信コマンド]

Tera Term のキーボード入力を許可/禁止する。

コマンドライン

enablekeyb <flag>

機能説明

<flag> の値が 1 の場合は許可し、0 の場合は禁止します。
禁止にすると、マクロからのデータ送信中に、ユーザの誤入力を防ぐことができます。

指定するパラメータでの挙動は、以下の通りです。
<flag>説明
0Tera Term のキーボード入力を禁止します。
1Tera Term のキーボード入力を許可します。

パラメータの説明

指定するパラメータは以下の通りです。
パラメータパラメータ説明
<flag>整数許可/禁止を指定します。

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dispstr

【Tera Term マクロ言語】コマンドリファレンス

dispstr 機能

[通信コマンド]

文字を端末画面に出力する。

コマンドライン

dispstr <data1> [<data2>....]

機能説明

<data> が文字列型の場合、文字列をそのまま端末画面に表示します。
<data> が整数型の場合は、その値の下位バイト(0-255)を ASCII コードとして扱い、対応する文字を端末画面に表示します。

パラメータの説明

指定するパラメータは以下の通りです。
パラメータパラメータ説明
<data>文字列出力したい文字列を指定します。
整数
※ パラメータは、文字列型と整数型のどちらも受け付けますが、最終的には文字列として扱います。

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disconnect

【Tera Term マクロ言語】コマンドリファレンス

disconnect 機能

[通信コマンド]

Tera Term とホストの間の通信を終了させます。

コマンドライン

disconnect [<confirm>]

機能説明

接続切断時の確認ダイアログで OK の場合に Tera Term とホストの間の通信を終了させます。
もしこのコマンドによって Tera Term が終了しなければ、Tera Term と MACRO の間のリンクは保持されます。
[<confirm>]
確認ダイアログの有無を指定します。
(バージョン 4.65 以降)

[<confirm>] に指定可能な整数は、以下の通りです。
(オプション デフォルト=非ゼロ)
<confirm>説明
0TCP/IP 接続切断時の確認ダイアログを表示せずに通信を終了します。
1TCP/IP 接続切断時の確認ダイアログを表示します。
省略したか、バージョン 4.64 以前の場合は、デフォルト値 1 (0 以外の値) が指定されたものとみなされます。

パラメータの説明

指定するパラメータは以下の通りです。
パラメータパラメータ説明
[<confirm>]整数挙動を変更する数値を指定

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cygconnect

【Tera Term マクロ言語】コマンドリファレンス

cygconnect 機能

[通信コマンド]

Cygwinへ接続します。

コマンドライン

cygconnect [<command line parameters>]

機能説明

ローカルに構築した Cygwin 環境に Tera Term から接続します。

Cygwin は、Windows 上で UNIX / Linux のような環境を提供するオープンソースソフトウェアです。
前提
前提として、以下の3つの「リンクと接続の状態」で、挙動が変わります。
下記の「リンク」と「接続」については 「Tera Term の「リンク」と「接続」」 を参照してください。

リンクされていない(接続はできない)
MACRO が Tera Term とリンクされていない場合、Cygwin に接続した Tera Term を起動してマクロとリンクします。
<command line parameters> は、Cygwin に接続する時に使う CygTerm のコマンドラインパラメータです。
CygTerm のコマンドラインパラメータについては、ヘルプの "CygTerm+ コマンドライン" を参照してください。

リンクされているがホストに接続されていない
MACRO が Tera Term とすでにリンクされていて、Tera Term がホストに接続されていない場合、リンクしている Tera Term を終了させた後、cygwin に接続した状態の Tera Termを 起動してマクロとリンクします。

リンクされていてホストへ接続されている
MACRO が Tera Term とすでにリンクされていて、Tera Term がホスト又は Cygwin にすでに接続されている場合、このコマンドは無視されます。
[<command line parameters>]
コマンドラインパラメータを指定します。
その他
connect を実行する前にリンクと接続の状態を調べるには、096 を使うことができます。
Tera Term とマクロがリンクしていない状態では、048 / 049 / 096 以外の通信コマンドは実行できません。

パラメータの説明

指定するパラメータは以下の通りです。
パラメータパラメータ説明
<command line parameters>文字列コマンドラインパラメータを指定します

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connect

【Tera Term マクロ言語】コマンドリファレンス

connect 機能

[通信コマンド]

接続する。

コマンドライン

connect <command line parameters>

機能説明

Tera Term 本体から対象ホストに接続します。
実行の前提
前提として、以下の3つの「リンクと接続の状態」で、挙動が変わります。
下記の「リンク」と「接続」については 「Tera Term の「リンク」と「接続」」 を参照してください。

リンクされていない(接続はできない)
マクロが Tera Term とリンクされていない場合 Tera Term を起動してマクロとリンクします。
<command line parameters> は Tera Term を起動する時のコマンドラインパラメータです。

リンクされているがホストに接続されていない
マクロが Tera Term とすでにリンクされていて Tera Term がホストに接続されていない場合 Tera Term をコマンドライン <command line parameters> で指定されるホストに接続させます。
Tera Term のコマンドラインパラメータについては "Tera Term Pro コマンドライン"、"TTSSH コマンドライン"を参照してください。

リンクされていてホストへ接続されている
マクロが Tera Term とすでにリンクされていて Tera Term がホストにすでに接続されている場合、このコマンドは無視されます。
<command line parameters>
コマンドラインパラメータを指定します。
これは、コマンドラインで ttermpro.exe に渡すパラメータと同一です。
その他
connect を実行する前にリンクと接続の状態を調べるには testlink を使うことができます。
Tera Term とマクロがリンクしていない状態では connect / cygconnect / testlink 以外の通信コマンドは実行できません。

この仕様のため connect 実行前に logopen*1 を実行しても失敗します。

バージョン 4.63 にてコマンドライン解析の仕様が変更されています。詳細は備考を参照してください。

パラメータの説明

指定するパラメータは以下の通りです。
パラメータパラメータ説明
<command line parameters>文字列コマンドラインパラメータを指定します

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