strsplit

【Tera Term マクロ言語】コマンドリファレンス

strsplit 機能

[文字列操作コマンド]

文字列を分割します。

コマンドライン

strsplit <strval> <separator> [<count>]

機能説明

文字列 <strval> から、区切り記号 <separator> で区切られた部分文字列を取り出して、システム変数 groupmatchstr1 ~ groupmatchstr9 に返します。
<strval>
分割したい文字列を指定します。

この文字列には、分割用の文字が含まれている必要があります。
<separator>
<separator> には区切り記号として扱う文字を1文字だけ指定します。
[<count>]
<count> には、取得する部分文字列の最大数(9以下)を指定します。
<count> が省略された場合には、部分文字列の最大数は 9 とみなされます。

文字列中の部分文字列の数が <count> 未満であるとき、部分文字列が代入されなかった groupmatchstr には、""(空文字列) が代入されます。
文字列中の部分文字列の数が <count> を超えるとき、最後の groupmatchstr には残りの文字列がすべて代入されます。
文字列中の部分文字列の数が 9 を超えるとき、<count> を指定した場合とは違い 9 番目の部分文字列のみが代入されます。

実際に分割された個数をシステム変数 result に格納します。
<count> が省略され、文字列中の部分文字列の数が 9 を超えるときは、システム変数 result は 10 が格納されます。

パラメータの説明

指定するパラメータは以下の通りです。
パラメータパラメータ説明
<strval>文字列文字列を指定します。
<separator>文字列区切り文字を指定します。
<count>整数いくつまで区切るのかを指定します。

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strspecial

【Tera Term マクロ言語】コマンドリファレンス

strspecial 機能

[文字列操作コマンド]

特殊文字を変換します。

コマンドライン

strspecial <strvar> [<strval>]

機能説明

第1引数に記述された文字列型変数内の文字列のうち、以下の特殊文字を変換します。
入力出力
\\"\"
\n改行
\tタブ
第1引数は、必ず変数名でなければなりません。
第1引数内の文字列に存在する特殊文字列を変換しますが、\ でエスケープすることが可能です。

第2引数を指定した場合、第2引数の文字列を変換した結果を第1引数の変数名に格納します。

パラメータの説明

指定するパラメータは以下の通りです。
パラメータパラメータ説明
<strvar>文字列文字列型の変数名を指定します。
<strval>文字列文字列を指定します。

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strscan

【Tera Term マクロ言語】コマンドリファレンス

strscan 機能

[文字列操作コマンド]

部分文字列の位置を返します。

コマンドライン

strscan <string> <substring>

機能説明

文字列 <string> の中に、部分文字列 <substring> が含まれているかどうか調べます。

もし、<substring> が見つかった場合、最初に見つけたその位置(1オリジン)がシステム変数 <result> に格納されます。
<substring> が見つからなかった場合、<result> に0が格納されます。

パラメータの説明

指定するパラメータは以下の通りです。
パラメータパラメータ説明
<string>文字列文字列を指定します。
<substring>文字列<string> から検索する文字列を指定します。

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strreplace

【Tera Term マクロ言語】コマンドリファレンス

strreplace 機能

[文字列操作コマンド]

文字列を置換します。

コマンドライン

strreplace <strvar> <index> <regex> <newstr>

機能説明

文字列変数 <strvar> の <index> 位置(1オリジン)から、正規表現 <regex> を検索し、文字列 <newstr> に置き換えます

置換が成功すると、システム変数 <result> に "1" が格納され、正規表現 <regex> でマッチした文字列はシステム変数 <matchstr> に格納されます。

このマクロコマンドを実行すると システム変数 groupmatchstr1 ~ groupmatchstr9 の内容がクリアされます。
<strvar>
置換したい文字列を指定します。
<index>
文字列のうち、置換対象とする位置を指定します。
指定方法としては、1 文字目を 1 とします。
<regex>
検索したい正規表現を指定します。

<regex> が <strvar> の内容にマッチせず置換が行われなかった場合は、result に "0" が格納されます。
<regex> の書式が正しくない等でエラーとなった場合は、<result> に "-1" が格納されます。
<newstr>
<newstr> が "" (空文字列) の場合は空文字へ置換されるため、結果的に <strvar> 中の <regex> は削除されます。


日本語等のマルチバイト文字列を検索する場合、事前に regexoption で適切なエンコーディングを設定しておく必要があります。

パラメータの説明

指定するパラメータは以下の通りです。
パラメータパラメータ説明
<strvar>文字列置換したい文字列を指定します。
<index>整数置換対象とする位置を 1 文字目を 1 としてを指定します。
<regex>文字列検索する正規表現を指定します。
<newstr>文字列パターンマッチした部分へ置換する文字列を指定します。

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strremove

【Tera Term マクロ言語】コマンドリファレンス

strremove 機能

[文字列操作コマンド]

文字列を削除します。

コマンドライン

strremove <strvar> <index> <len>

機能説明

文字列変数 <strvar> の <index> 位置(1オリジン)から <len> 文字分を削除し詰めます。

パラメータの説明

指定するパラメータは以下の通りです。
パラメータパラメータ説明
<strvar>文字列文字列を指定します。
<index>整数1 文字目を 1 として、削除を開始したい文字位置を指定します。
<len>整数開始位置から削除する文字数を指定します。

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