filenamebox

【Tera Term マクロ言語】コマンドリファレンス

filenamebox 機能

[その他のコマンド]

ファイル名を選択するダイアログボックスを開きます。

コマンドライン

filenamebox <title> [<dialogtype> [<initialdir>]]

機能説明

ファイル名を選択するダイアログボックスを開いて、選択したファイル情報を変数 inputstr に格納します。
<title>
ダイアログボックスのタイトルを指定します。
[<dialogtype>]
バージョン 4.65 以降で利用可能です。

ダイアログボックスの種類を指定します。
数値意味
0[ファイルを開く]ダイアログボックスを開く。
0以外[ファイル名を付けて保存]ダイアログボックスを開く。

省略した場合は、0 を指定したものとみなされます。
[<initialdir>]
バージョン 4.85 以降で利用可能です。

ダイアログボックスの初期ディレクトリを指定します。

空文字列や無効なパスを指定すると、Windows の仕様 (OPENFILENAME構造体のlpstrInitialDirの仕様) により初期ディレクトリが決定されます。

省略した場合は、空文字列を指定したものとみなされます。

パラメータの説明

指定するパラメータは以下の通りです。
パラメータパラメータ説明
<title>文字列ダイアログボックスのタイトルを指定します。
<dialogtype>整数ダイアログボックスの種類を指定します。
<initialdir>文字列ダイアログボックスの初期ディレクトリを指定します。

対象バージョン

バージョン 4.54 以降で利用可能です。
バージョン 4.65 より強化された機能があります。
バージョン 4.85 より強化された機能があります。

戻り値

戻り値として以下の変数が定義されます。
変数名意味
result0ユーザがダイアログをキャンセルしたり閉じたりした
1ユーザがファイル名を入力してOKボタンを押した
inputstr文字列入力されたファイル名
result が返るのは (バージョン 4.65 以降) です。

関連コマンド

種別:その他Ver機能の簡易説明
dirnamebox4.86以降ディレクトリ名を選択するダイアログボックスを開く。

使用方法

使用例

・指定ファイルを送付する場合
connect '/C=11'
filenamebox 'File selection' 0
if result<>0 then
	messagebox inputstr 'title' 0
	sendfile inputstr 1
endif

サンプル

サンプルマクロはありません。

備考

特にありません。