filetruncate
2024/09/01 16:05
filetruncate 機能
[ファイル操作コマンド]ファイルのサイズを変更します。
コマンドライン
filetruncate <file name> <size>
機能説明
ファイル <file name> をサイズ <size> バイトの大きさに変更します。指定したサイズが、既存より小さい場合、ファイル末尾を切り詰めます。
指定したサイズが、既存より大きい場合、ヌル文字 ('\0') を追加します。
パラメータの説明
指定するパラメータは以下の通りです。パラメータ | 型 | パラメータ説明 |
---|---|---|
<file name> | 文字列 | ファイル名を指定します。 |
<size> | 整数 | 変更サイズを指定します。 |
対象バージョン
バージョン 4.67 以降で利用可能です。バージョン 4.104 より修正された機能があります。
戻り値
戻り値として以下の変数が定義されます。変数名 | 値 | 意味 |
---|---|---|
result | -1 | サイズ変更に失敗した |
0 | サイズ変更に成功した |
関連コマンド
関連コマンドはありません。使用方法
使用例
・ファイルを32バイトに切り詰める場合; ファイルを32バイトに切り詰める filetruncate 'test.exe' 32 if result = -1 then messagebox 'file truncate error' 'filetruncate' else messagebox 'file truncate success' 'filetruncate' endif
・ファイルを30バイトに切り詰める場合
切り詰める前のファイル sample.txt
あいうえお30バイトに切り詰めるマクロの実行
かきくけこ
さしすせそ
たちつてと
なにぬねの
はひふへほ
targetfile = 'sample.txt' filetruncate targetfile 30切り詰めた後のファイル sample.txt
あいうえお
かきくけこ
さしす
・8MBの空ファイルを作る場合
; 8MBの空ファイルを作る size = 8*1024*1024 filetruncate 'bigfile.bin' size
・マクロがある場所にログファイルを作る場合
; マクロがある場所にログファイルを作る getdir dir sprintf2 filename '%s\test.log' dir logopen filename 0 0 ; ファイルの上限サイズ maxsize = 512 counter = 0 :loop counter = counter + 1 sprintf2 line 'counter = %d' counter logwrite line logwrite #13#10 filetruncate filename maxsize if result = -1 then messagebox 'file truncate error' 'filetruncate' goto skip endif if counter > 32 goto skip goto loop :skip logclose