messagebox

【Tera Term マクロ言語】コマンドリファレンス

messagebox 機能

[その他のコマンド]

ダイアログボックスを開き、ユーザーにメッセージを知らせます。

コマンドライン

messagebox <message> <title> [<special>]

機能説明

ダイアログボックスを開き、ユーザーにメッセージを知らせます。

また、バージョン 4.60 以降からは、キャンセル*1したときにマクロの実行を停止できるようになっています。
<message>
ダイアログボックスに表示されるメッセージを指定します。
<title>
ダイアログボックスのタイトルを指定します。
[<special>]
バージョン 4.54 以降で利用可能です。
(オプション デフォルト=0)
このオプションの使用は推奨されません。

0 でない場合は、<message> に含まれる以下の文字列が特殊文字として扱われます。
入力出力
\\"\"
\n改行
\tタブ
strspecial マクロコマンドを使用して文字列を変換することで同等の結果を得られます。

パラメータの説明

指定するパラメータは以下の通りです。
パラメータパラメータ説明
<message>文字列ダイアログボックスに表示するメッセージを指定します。
<title>文字列ダイアログボックスのタイトルを指定します。
<special>整数メッセージ中の特殊文字を変換するかを指定します。

対象バージョン

一部機能は、全てのバージョンで利用可能です。
バージョン 4.54 より強化された機能があります。
バージョン 4.60 より変更された機能があります。

戻り値

戻り値はありません。

関連コマンド

特殊文字変換系
種別:文字列操作Ver機能の簡易説明
strspecial4.67以降特殊文字を変換する。

*1 : ダイアログボックス画面で、右上の×をクリックするとキャンセルになります

使用方法

使用例

・改行されたメッセージを表示する場合
messagebox ErrorMessage 'Error'

title="5行表示"
message="1行目\n2行目\n3行目\n4行目\n5行目\n"
strspecial message
messagebox message title
・数値をメッセージに表示する場合
variable = 99
sprintf2 msg "%d" variable
messagebox msg "variable ="

サンプル

以下のサンプルが存在します。

備考

特にありません。