random

【Tera Term マクロ言語】コマンドリファレンス

random 機能

[その他のコマンド]

乱数を生成します。

コマンドライン

random <integer variable> <max number>

機能説明

0 から <max number> までの整数の一様乱数を生成して、整数変数 <integer variable> へ代入します。
<max number> は0を超える数値でなければなりません。

パラメータの説明

指定するパラメータは以下の通りです。
パラメータパラメータ説明
<integer variable>整数生成した乱数を格納する変数を指定します。
<max number>整数乱数の最大値を指定します。

対象バージョン

バージョン 4.27 以降で利用可能です。

戻り値

戻り値として以下の変数が定義されます。
変数名意味
<integer variable>整数生成した乱数

関連コマンド

関連コマンドはありません。

使用方法

使用例

・0 から 100 までの乱数を変数 val へ格納する場合
; 0から100までの乱数を変数valへ格納する
random val 100
・乱数で処理を分ける場合
; 乱数で処理を分ける
while 1
	random val 10
	int2str valstr val
	statusbox valstr 'val'
	if val=0 then
		messagebox 'The val is zero.' 'test'
	elseif val<5 then
		messagebox 'The val is less than five.' 'test'
	else
		messagebox 'The val is greater than five.' 'test'
	endif
endwhile

サンプル

サンプルマクロはありません。

備考

バージョン 4.90 において random の返す値が偏る問題が修正されています。
  • 指定した最大値を返す確率が極めて低かった。
  • 最大値に 32768 以上を指定した時、絶対に返さない値が有った。
  • 乱数生成に SFMT を利用するようにした。