recvln
2024/09/01 15:05
recvln 機能
[通信コマンド]一行分の文字を受信します。
コマンドライン
recvln
機能説明
ホストから一行分の文字を受信し、システム変数 <inputstr> に格納します。このコマンドは一行受信するか、Tera Term とホストの通信が終了するか、タイムアウトが起きるまで待ちます。
システム変数 timeout か mtimeout が 0 より大きい場合、<timeout>.<mtimeout> 秒の時間がすぎるとタイムアウトが発生します。
タイムアウトの値が 0 以下の場合は、タイムアウトは発生しません。
なお、<mtimeout> の精度は 50 msec 程度です。
パラメータの説明
指定するパラメータはありません。対象バージョン
全てのバージョンで利用可能です。戻り値
変数名 | 値 | 意味 |
---|---|---|
result | 0 | 一行分の文字が受信されなかった |
1 | 一行分の文字が受信された | |
inputstr | 文字列 | ホストから受信した 1 行分の文字列 |
関連コマンド
種別:通信 | Ver | 機能の簡易説明 |
---|---|---|
setsync | 同期モードを設定する。 |
使用方法
使用例
・recvln の挙動を確認するコードsend 'echo test' recvln ; Enter すると send した内容が表示される。 ; 文字列を追加で入力して Enter すると、それらも反映される。 ; 改行までの1行なので echo した内容ではないことに注意。 messagebox inputstr 'recvln'・受信した文字列の信頼性を担保したログ保存を行う場合
; ログファイルを開く fileopen file 'log.txt' 0 ; 同期モードに入る setsync 1 result=1 while result=1 ; 一行受信 recvln ; それをログファイルに書く filewriteln file inputstr endwhile ; 非同期モードに入る setsync 0