setbaud
2021/05/15 17:31
setbaud 機能
[通信コマンド]シリアルポートのスピードを変更します。
コマンドライン
setbaud <value>
機能説明
バージョン 4.58 ~ 4.65 まで
スピードに対応するIDを指定します。ID | speed(bps) |
---|---|
1 | 110 |
2 | 300 |
3 | 600 |
4 | 1200 |
5 | 2400 |
6 | 4800 |
7 | 9600 |
8 | 14400 |
9 | 19200 |
10 | 38400 |
11 | 57600 |
12 | 115200 |
13 | 230400 |
14 | 460800 |
15 | 921600 |
バージョン 4.66 以降
スピード指定の方法が、ID から整数での指定へ仕様されています。パラメータの説明
指定するパラメータは以下の通りです。パラメータ | 型 | バージョン | パラメータ説明 |
---|---|---|---|
<value> | 整数 | 4.58 ~ 4.65 | スピードに対応する ID を指定します。 |
<value> | 整数 | 4.66 以降 | 直接スピードを指定します。 |
対象バージョン
バージョン 4.58 以降で利用可能です。バージョン 4.66 より変更された機能があります。
戻り値
戻り値はありません。関連コマンド
setspeed使用方法
使用例
バージョン 4.58 ~ 4.65 まで
・シリアルポートのスピードを 115200 bps で指定する場合setbaud 12
バージョン 4.66 以降
・シリアルポートのスピードを 115200 bps で指定する場合setbaud 115200
サンプル
サンプルマクロはありません。備考
シリアルポートのスピードとは、おそらくボーレートのことを指すものと思われます。ボーレートとは、デジタルデータを1秒間に何回だけ変復調できるかを示す値のことであり、bit のことではない(正確には1回の復調で 2 bit をやりとりしたりすることもあるので、ボーレート ≠ bit)のですが、メーカーのシリアルポートスピードは、ほとんど bps (bit per second) 表記のため、当サイトではボーレートを bps で表記しています。