sendmulticast
2021/05/15 17:30
sendmulticast 機能
[通信コマンド]データをマルチキャスト送信します。
コマンドライン
sendmulticast <multicastname> <data1> <data2>....
機能説明
<data> を <multicastname> 引数で指定した端末へマルチキャスト送信し、端末からホストへ送信します。端末の識別は、setmulticastnameコマンドかコマンドラインオプションで事前に設定しておく。
<data> が文字列型の場合、文字列を送信します。
<data> が整数型の場合は、その値の下位バイト(0-255)を ASCII コードとみなし、その文字を送信します。
※ ブロードキャストを受け付けない設定 (設定ファイルに AcceptBroadcast=off を記述) の端末では、送信データが破棄されます。
パラメータの説明
指定するパラメータは以下の通りです。パラメータ | 型 | パラメータ説明 |
---|---|---|
<multicastname> | 文字列 | 事前に setmulticastname か、コマンドラインオプションで設定した端末の識別名を指定します。 |
<data> | 文字列 | 文字列を指定したホストへ送信します。 |
整数 | その値の下位バイト(0-255)を ASCII コードとみなし、その文字を送信します。 |
対象バージョン
バージョン 4.62 以降で利用可能です。戻り値
戻り値はありません。関連コマンド
関連コマンドはありません。使用方法
使用例
・setmulticastname で識別名を設定してから対象へ送付する場合TerminalA で識別名 screen1 を設定
; TerminalA setmulticastname 'screen1' ; Do not receive any strings.
TerminalB で識別名 screen2 を設定
; TerminalB setmulticastname 'screen2' ; The 'violin' string will be sent by the TerminalD.
TerminalC で識別名 screen2 を設定
; TerminalC setmulticastname 'screen2' ; The 'violin' string will be sent by the TerminalD.
TerminalD で識別名 screen3 を設定後、screen2 (TerminalB / TerminalC)に文字列 violin と改行文字を送付
; TerminalD setmulticastname 'screen3' sendmulticast 'screen2' 'violin' 13 10 ; Multicast transmission ; Do not receive any strings.