statusbox

【Tera Term マクロ言語】コマンドリファレンス

statusbox 機能

[その他のコマンド]

ステータスダイアログボックスを表示します。

コマンドライン

statusbox <message> <title> [<special>]

機能説明

ステータスダイアログボックスを表示します。

ステータスダイアログボックスが表示されていない場合、それを表示します。
ダイアログボックスのメッセージを <message> に、タイトルを <title> に変えます。

setdlgpos コマンドはステータスダイアログボックスの位置を変えます。

closesbox コマンドはステータスダイアログボックスを閉じます。
Enter キーや ESC キーでは閉じることはできません。
<message>
ダイアログボックスに表示されるメッセージを指定します。
<title>
ダイアログボックスのタイトルを指定します。
[<special>]
バージョン 4.54 以降で利用可能です。
(オプション デフォルト=0)
このオプションの使用は推奨されません。

0 でない場合は、<message> に含まれる以下の文字列が特殊文字として扱われます。
入力出力
\\"\"
\n改行
\tタブ
strspecial マクロコマンドを使用して文字列を変換することで同等の結果を得られます。

パラメータの説明

指定するパラメータは以下の通りです。
パラメータパラメータ説明
<message>文字列ダイアログボックスに表示するメッセージを指定します。
<title>文字列ダイアログボックスのタイトルを指定します。
<special>整数メッセージ中の特殊文字を変換するかを指定します。

対象バージョン

一部機能は、全てのバージョンで利用可能です。
バージョン 4.54 より強化された機能があります。

戻り値

戻り値はありません。

関連コマンド

特殊文字変換系
種別:文字列操作Ver機能の簡易説明
01464.67以降特殊文字を変換する。
statusbox 関係
種別:その他Ver機能の簡易説明
01934.78以降statusbox コマンドによって開かれたステータスダイアログボックスを最前面に表示する。
0200statusbox コマンドによって開かれたステータスダイアログボックスを閉じる。
0226ダイアログボックスの位置を設定する。

使用方法

使用例

・表示位置を指定する場合
; 表示位置を指定
setdlgpos 200 200
; ダイアログボックスを表示
statusbox 'Message' 'Title'
pause 3
; ダイアログボックスを移動
setdlgpos 0 0
pause 3
; ダイアログボックスを閉じる
closesbox
・カウンタを表示しながらループする場合
; カウンタを表示しながらループする
step = 0
while 1
  call show_step
  sendln 'echo do something'
  wait '$'
  pause 2
endwhile
end

:show_step
step = step + 1
gettime timestr "%Y/%m/%d-%H:%M:%S"
sprintf2 s "counter %d" step
statusbox timestr s
return

サンプル

サンプルマクロはありません。

備考

特にありません。