ispassword

【Tera Term マクロ言語】コマンドリファレンス

ispassword 機能

[パスワードコマンド]

パスワードが設定されているかを判別します。

コマンドライン

ispassword <file name> <password name>

機能説明

パスワードファイル <file name> から <password name> で指定されるパスワードが存在するかを調べます。

パスワードファイルに <password name> に対応するパスワードが設定されているならば、システム変数 <result> に 1 が格納されます。
それ以外の場合、<result> に 0 が格納されます。
<file name>
パスワードファイルを指定します。
<password name>
パスワードファイル内のパスワード識別子を指定します。

パラメータの説明

指定するパラメータは以下の通りです。
パラメータパラメータ説明
<file name>文字列パスワードファイルを指定します。
<password name>文字列パスワード識別子を指定します。

対象バージョン

バージョン 4.75 以降で利用可能です。

戻り値

戻り値として以下の変数が定義されます。
変数名意味
result0指定したパスワード識別子のパスワードが設定されていない
1指定したパスワード識別子のパスワードが設定されている

関連コマンド

種別:パスワードコマンドVer機能の簡易説明
delpasswordパスワードを削除する。
getpasswordパスワードを読み出す。
passwordboxパスワードを入力するためのダイアログボックスを開く。
4.54以降特殊文字の解釈を制御するオプションの追加。
setpassword4.75以降パスワードを追加もしくは更新する。

使用方法

使用例

・パスワードの登録を確認する場合
strdim pw 2
username = 'yutaka'

ispassword 'pw.dat' username
; result: 0=false; 1=true

if result = 1 then
  getpassword 'pw.dat' username pw[0]
  pw[1] = pw[0]
else
  msg = 'What is your password for '
  strconcat msg username
  strconcat msg '?'
  passwordbox msg 'Enter your password'
  pw[0] = inputstr
  pw[1] = pw[0]
  setpassword 'pw.dat' username pw[0]
endif

サンプル

サンプルマクロはありません。

備考

特にありません。