sprintf2
2021/05/31 10:37
sprintf2 機能
[文字列操作コマンド]フォーマットされた出力を返します。
コマンドライン
sprintf2 <strvar> "FORMAT" [<ARGUMENT> ...]
機能説明
C言語の書式指定にしたがって、引数の数値や文字列をフォーマットして、文字列型変数 <strvar> に代入します。sprintf とは違い、任意の変数に結果を格納できます。
サポートされている書式指定
項目 | 内容 |
---|---|
型 | c, d, i, o, u, x, X, e, E, f, g, G, a, A および s |
フラグ(オプション) | -, +, 0, # および 空白(' ') |
幅(オプション) | 10進整数 または * |
精度(オプション) | ピリオド (.) に続けて、負でない10進整数 または *(オプション) |
パラメータの説明
指定するパラメータは以下の通りです。パラメータ | 型 | パラメータ説明 |
---|---|---|
<strvar> | 文字列 | 結果を出力したい変数名を指定します。 |
<FORMAT> | 文字列 | フォーマットとなる文字列を指定します。 |
<ARGUMENT> | 文字列 | FORMAT の型に対応した文字列を指定します。 |
整数 | FORMAT の型に対応した整数を指定します。 |
対象バージョン
バージョン 4.62 以降で利用可能です。戻り値
戻り値として以下の変数が定義されます。変数名 | 値 | 意味 |
---|---|---|
result | 0 | 成功した |
1 | 書式指定がない | |
2 | 書式指定が不正 | |
3 | 引数が不正 | |
4 | 格納先変数が不正 | |
<strvar> | 文字列 | 引数の数値や文字列をフォーマットした結果 |
関連コマンド
種別:文字列操作 | Ver | 機能の簡易説明 |
---|---|---|
sprintf | 4.52以降 | フォーマットされた出力を返す。 |
使用方法
使用例
・%d (decimal) を指定する場合sprintf2 ver 'Tera Term 4.%d' 51 messagebox ver 'sprintf test(1)'・%d (decimal) と %s (string) を指定する場合
sprintf2 win 'Windows %d (+%s)' 2000 'SP4' messagebox win 'sprintf test(2)'・%d (decimal) と %s (string) と %x を指定する場合
sprintf2 test '%s=%d %s=0x%x' 'dec' 10 'hex' 33 messagebox test 'sprintf test macro(3)'・%f を指定する場合
sprintf 'pi=%f' "3.14159" messagebox inputstr 'sprintf test macro(4)'・%.4e を指定する場合
sprintf 'pi=%.4e' "3.14159" messagebox inputstr 'sprintf test macro(5)'・%.4g を指定する場合
sprintf 'pi=%.4g' "3.14159" messagebox inputstr 'sprintf test macro(6)'