str2code

2021/05/22 04:05 Macro::TTL コマンドリファレンス

【Tera Term マクロ言語】コマンドリファレンス

str2code 機能

[文字列操作コマンド]

文字列を ASCII コード値に変換します。

コマンドライン

str2code <intvar> <string>

機能説明

文字列 <string> を ASCII コードの値（整数）に変換し、変数 <intvar> に格納します。

<intvar>

<intvar> は最大 4 個（4 文字分）の ASCII コードを格納できます。

<string>

<string> の長さが 1文字の場合、その文字の ASCII コードを整数変数 <intvar> に格納します。
<string> の長さが 2 以上の場合、<string> をその ASCII コード列に変換し、それを <intvar> に格納します。

もし <string> の長さが 4 文字より長い場合、ASCII コード列の最後の 4 バイトが <intvar> に格納されます。

パラメータの説明

指定するパラメータは以下の通りです。

パラメータ	型	パラメータ説明
<intvar>	文字列	ASCII コードへの変換結果を格納したい変数名を指定します。
<string>	文字列	ASCII コードに変換したい文字列を指定します。

対象バージョン

全てのバージョンで利用可能です。

戻り値

戻り値として以下の変数が定義されます。

変数名	値	意味
<intvar>	―	指定した文字列を変換した整数(10進数または16進数)

種別：文字列操作	Ver	機能の簡易説明
code2str		ASCII コード値を文字列に変換する。
int2str		整数値を文字列に変換する。
str2int		文字列を整数値に変換する。

使用方法

使用例

・文字 'A' を ASCII コードへ変換する場合

str2code val 'A'
; val=65 ("A" のASCII コード)
messagebox val 'str2code val A'

・文字 'AB' を ASCII コードへ変換する場合

str2code val 'AB'
; val=65*256+66
messagebox val 'str2code val AB'

・文字 'ABC' を ASCII コードへ変換する場合

str2code val 'ABC'
; val=65*256*256+66*256+67
messagebox val 'str2code val ABC'

・文字 'AB' を ASCII コードへ変換する場合

str2code val 'ABCD'
; val=65*256*256*256+66*256*256+67*256+68
messagebox val 'str2code val ABCD'

サンプル

以下のサンプルが存在します。

ファイル BOM 情報確認

備考

特にありません。

Tera Term のススメ