strjoin

【Tera Term マクロ言語】コマンドリファレンス

strjoin 機能

[文字列操作コマンド]

文字を連結します。

コマンドライン

strjoin <strvar> <separator> [<count>]

機能説明

別途指定した groupmatchstr1 ~ groupmatchstr9 を区切り記号 <separator> で連結し、文字列変数 <strvar> に格納します。
<strvar>
連結した文字列を格納する変数(任意の文字列)を指定します。
<separator>
<separator> には区切り記号として扱う文字列を指定します。

カンマを指定した場合には CSV*1 となり、タブを指定した場合には TSV*2 になります。
[<count>]
<count> には、連結する部分文字列の最大数(9以下)を指定します。
<count> が省略された場合は 9 とみなされます。
別途設定する変数
別途、連結するために定義する変数は以下の通りです。
変数パラメータ説明
groupmatchstr1文字列連結する文字列の1つ目
groupmatchstr2文字列連結する文字列の2つ目
groupmatchstr3文字列連結する文字列の3つ目
groupmatchstr4文字列連結する文字列の4つ目
groupmatchstr5文字列連結する文字列の5つ目
groupmatchstr6文字列連結する文字列の6つ目
groupmatchstr7文字列連結する文字列の7つ目
groupmatchstr8文字列連結する文字列の8つ目
groupmatchstr9文字列連結する文字列の9つ目

パラメータの説明

指定するパラメータは以下の通りです。
パラメータパラメータ説明
<strvar>文字列連結した文字列を格納する変数を指定します。
<separator>文字列連結に用いるセパレータを指定します。
<count>整数groupmatchstr1 ~ いくつまで連結するか、数値を指定します。

対象バージョン

バージョン 4.67 以降で利用可能です。

戻り値

戻り値として以下の変数が定義されます。
変数名意味
<strvar>文字列セパレータで連結した文字列
<strvar> は、コマンド実行時に指定した任意の文字列です。

関連コマンド

関連コマンドはありません。

*1 : comma-separated values

*2 : tab-separated values

使用方法

使用例

・カンマ , で 9 個全部を連結する場合
groupmatchstr1="Jan"
groupmatchstr2="Feb"
groupmatchstr3="Mar"
groupmatchstr4="Apr"
groupmatchstr5="May"
groupmatchstr6="Jun"
groupmatchstr7="Jul"
groupmatchstr8="Aug"
groupmatchstr9="Sep"
strjoin strvar ","
messagebox strvar "strvar"   ; 'Jan,Feb,Mar,Apr,May,Jun,Jul,Aug,Sep'
・" and " で 6 個まで連結する場合
groupmatchstr1="Jan"
groupmatchstr2="Feb"
groupmatchstr3="Mar"
groupmatchstr4="Apr"
groupmatchstr5="May"
groupmatchstr6="Jun"
groupmatchstr7="Jul"
groupmatchstr8="Aug"
groupmatchstr9="Sep"
strjoin strvar " and " 6
messagebox strvar "strvar"   ; 'Jan and Feb and Mar and Apr and May and Jun'
・Null を含む文字列を連結する場合
groupmatchstr1="Jan"
groupmatchstr2="Feb"
groupmatchstr3="Mar"
groupmatchstr4="Apr"
groupmatchstr5="May"
groupmatchstr6="Jun"
groupmatchstr7=""
groupmatchstr8=""
groupmatchstr9=""
strjoin strvar "," 9
messagebox strvar "strvar"   ; 'Jan,Feb,Mar,Apr,May,Jun,,,'

サンプル

サンプルマクロはありません。

備考

特にありません。