uptime

【Tera Term マクロ言語】コマンドリファレンス

uptime 機能

[その他のコマンド]

OSの稼働時間を取得します。

コマンドライン

uptime <intvar>

機能説明

Windows OS の稼働時間(ミリ秒)を <intvar> に格納します。

なお、稼働時間が 49 日を経過すると、0 に戻ります。
0 に戻る理由については、下記備考を参照してください。

パラメータの説明

指定するパラメータはありません。

指定するパラメータは以下の通りです。
パラメータパラメータ説明
<intvar>整数Windows OS の稼働時間(ミリ秒)を格納する変数を指定します。

対象バージョン

バージョン 4.81 以降で利用可能です。

戻り値

戻り値として以下の変数が定義されます。
変数名意味
<intvar>整数Windows OS の稼働時間(ミリ秒)

関連コマンド

関連コマンドはありません。

使用方法

使用例

・稼働時間を変換する場合
; How to get the uptime in Windows
uptime var
day = var / 86400000
var = var % 86400000
hour = var / 3600000
var = var % 3600000
min = var / 60000
var = var % 60000
sec = var / 1000

sprintf2 str "System Up Time: %d Days, %d Hours, %d Minutes, %d Seconds" day hour min sec
messagebox str "uptime"
・処理時間を取得する場合
uptime varstart

; do something...

uptime varend
diff = varend - varstart
sprintf2 str "MACRO running time: %d msec" diff
messagebox str "running time"

サンプル

サンプルマクロはありません。

備考

2^{{32}} は、4,294,967,296 になります。
負の数を扱わない場合に、システムは 0 ~ 4,294,967,295 の値で計算できますが、これをミリ秒として利用すると 4,294,967,295ミリ秒となります。

以下、単位を変換します。
数値単位
4,294,967,295ミリ秒
4,294,967.295
71,582.78825
1,193.046471時間
49.71026962
ミリ秒を利用した場合は 49.7 日でオーバーフローすることで 0 に戻ります。