waitn

【Tera Term マクロ言語】コマンドリファレンス

waitn 機能

[通信コマンド]

指定されたバイト数の受信を待ちます。

コマンドライン

waitn <received byte count>

機能説明

マクロの実行を一時停止させて、<received byte count> に指定されたバイト数以上のデータが届くのを待ちます。

届いたデータは <inputstr> に保存されます。
もし届いたデータが 511 バイトを越える場合は、最初の 511 バイトのみが <inputstr> に保存されます。

システム変数 <timeout><mtimeout> が 0 より大きい場合、<timeout>.<mtimeout> 秒の時間がすぎるとタイムアウトが発生します。
タイムアウトの値が 0 以下の場合は、タイムアウトは発生しません。

これらのコマンドの実行結果はシステム変数 <result> に格納されます。

なお、<mtimeout> の精度は 50 msec 程度です。

パラメータの説明

指定するパラメータは以下の通りです。
パラメータパラメータ説明
<received byte count>文字列データ(バイト数)を指定します。

対象バージョン

バージョン 4.62 以降で利用可能です。

戻り値

戻り値として以下の変数が定義されます。
変数名意味
result0タイムアウトが発生した
1システム変数 inputstr にデータが保存された
inputstr(最大 511 バイト)受信した文字列

関連コマンド

086
098
0104

使用方法

使用例

・文字列を含む行を待つ場合
; タイムアウトを30秒に設定。
timeout = 30

; 受信バッファをクリアする。
flushrecv

; 255バイト以上の受信があるまで待つ。
waitn 255

サンプル

サンプルマクロはありません。

備考

特にありません。