waitn
2021/05/15 17:37
waitn 機能
[通信コマンド]指定されたバイト数の受信を待ちます。
コマンドライン
waitn <received byte count>
機能説明
マクロの実行を一時停止させて、<received byte count> に指定されたバイト数以上のデータが届くのを待ちます。届いたデータは <inputstr> に保存されます。
もし届いたデータが 511 バイトを越える場合は、最初の 511 バイトのみが <inputstr> に保存されます。
システム変数 <timeout> か <mtimeout> が 0 より大きい場合、<timeout>.<mtimeout> 秒の時間がすぎるとタイムアウトが発生します。
タイムアウトの値が 0 以下の場合は、タイムアウトは発生しません。
これらのコマンドの実行結果はシステム変数 <result> に格納されます。
なお、<mtimeout> の精度は 50 msec 程度です。
パラメータの説明
指定するパラメータは以下の通りです。パラメータ | 型 | パラメータ説明 |
---|---|---|
<received byte count> | 文字列 | データ(バイト数)を指定します。 |
対象バージョン
バージョン 4.62 以降で利用可能です。戻り値
戻り値として以下の変数が定義されます。変数名 | 値 | 意味 |
---|---|---|
result | 0 | タイムアウトが発生した |
1 | システム変数 inputstr にデータが保存された | |
inputstr | (最大 511 バイト) | 受信した文字列 |
関連コマンド
086098
0104
使用方法
使用例
・文字列を含む行を待つ場合; タイムアウトを30秒に設定。 timeout = 30 ; 受信バッファをクリアする。 flushrecv ; 255バイト以上の受信があるまで待つ。 waitn 255