【Tera Term マクロ言語】コマンドリファレンス
[ファイル操作コマンド]
ファイルもしくはフォルダの統計情報を取得します。
filestat <file name> <size> [<mtime>] [<drive>]
ファイルもしくはフォルダ <file name> の統計情報を取得します。
統計情報を取得したいファイルもしくはフォルダを指定します。
取得した統計情報のうち、ファイルサイズを <size> に格納します。
取得した統計情報のうち、ファイルもしくはフォルダの最終変更時間を <mtime> に格納します。
取得した統計情報のうち、ファイルもしくはフォルダのドライブ番号を <drive> に格納します。
指定するパラメータは以下の通りです。
パラメータ | 型 | パラメータ説明 |
<file name> | 文字列 | 対象ファイルを指定します。 |
<size> | 整数 | サイズを格納する変数名を指定します。 |
<mtime> | 文字列 | 最終変更時間を格納する変数名を指定します。 |
<drive> | 文字列 | 対象のドライブ番号を格納する変数名を指定します。 |
バージョン 4.66 以降で利用可能です。
戻り値として以下の変数が定義されます。
変数名 | 値 | 意味 |
result | -1 | 取得に失敗した |
0 | 取得に成功した |
<size> | 整数 | 対象ファイルのサイズ |
<mtime> | 整数 | 対象の最終変更時間 |
<drive> | 整数 | 対象のドライブ番号 |
<size>, <mtime>, <drive> は、コマンド実行時に指定した任意の文字列です。
種別:ファイル操作 | Ver | 機能の簡易説明 |
0180 | 4.69以降 | フォルダがあるか確かめる。 |
0182 | 4.69以降 | ファイルまたはディレクトリの属性を得る。 |
・対象ファイルの各情報を取得する場合
filestat 'test.exe' size time drive
if result = -1 then
messagebox 'file open error' 'filestat'
else
sprintf2 str 'File size=%d Time modified=%s Drive=%s' size time drive
messagebox str 'filestat'
endif
・対象ディレクトリの各情報を取得する場合
filestat 'Macro' size time drive
if result = -1 then
messagebox 'Directory open error' 'filestat'
else
sprintf2 str 'Directory size=%d Time modified=%s Drive=%s' size time drive
messagebox str 'filestat'
; ex. Directory size=0 Time modified=2014-03-04 22:44:47 Drive=C
endif
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