【Tera Term マクロ言語】コマンドリファレンス
[文字列操作コマンド]
文字列を整数値に変換します。
str2int <intvar> <string>
文字列 <string> を整数値に変換し、整数変数 <intvar> に格納します。
変換した整数値を格納する変数を指定します。
文字列 <string> には10進、16進を指定することができます。
以下に例を示します。
進数 | 例 |
10進 | 123, 0009 |
16進 | 0x7b, $7b |
指定するパラメータは以下の通りです。
パラメータ | 型 | パラメータ説明 |
<intvar> | 文字列 | 変換結果を格納する変数名を指定します。 |
<string> | 文字列 | 整数へ変換したい文字列を指定します。 |
全てのバージョンで利用可能です。
戻り値として以下の変数が定義されます。
変数名 | 値 | 意味 |
result | 0 | 正常に変換できなかった |
1 | 正常に変換できた |
・文字列 123 を整数 123 に変換する場合
str2int val '123'
; val=123, result=1
・文字列 123abc を整数 123 に変換する場合
str2int val '123abc'
; val=123, result=1
・文字列 0009 を整数 9 に変換する場合
str2int val '0009'
; val=9, result=1
・文字列 abc を変換しようとした場合
str2int val 'abc'
; val=0, result=0
・文字列 0x456FE3 を整数に変換する場合
hexnum='0x456FE3'
str2int val hexnum
sprintf '%d %x' val val
messagebox inputstr 'test'
; val=4550627, result=1
以下のサンプルが存在します。